アンケートの結果を見てみると小学校入学を機にお小遣いをあげ始める家庭が多く、次に小学校中~高学年、中学生ごろからスタートしたという意見が見られました。
【小学校入学を機に渡す】
・周りの友だちなどがもらい出したので、小学1年生の冬ごろから渡しています。(30代/女性/専業主婦)
・小学校入学後に始め、100円渡していました。数字や足し算の学習も始まるので、お金の管理や計算の練習になればと思いました。(40代/女性/専業主婦)
・小学校1年生から、毎月100円ずつ渡しました。毎年100円ずつ増やしています。(50代/女性/専業主婦)
・大体は小学校に入ってからです。はじめは100円ぐらいからでそれから段々と歳ごとに金額を上げてゆきました。(20代/男性/個人事業主)
・小学生の頃からお手伝いで1回10円から30円単位で渡すようにしていました。(20代/男性/正社員)
・小学校低学年から、家の手伝いを率先してやるときに渡していました。1回50円。(40代/男性/正社員)
・小学生にあがった時から、テストの点やお手伝いの内容に応じて金額を設定して渡した。(40代/女性/パート・アルバイト)
・小学生になったので1,500円を渡しています。お手伝いを条件です。(40代/男性/正社員)
・小学校3年生から500円。毎月マンガ雑誌を買う用のお金でした。(30代/女性/パート・アルバイト)
・小学校4年生くらいから1,000円から2,000円ほどです。自分でお金の管理をできるようになってもらいたいのと、お友達との行動範囲が広くなったためです。(30代/女性/専業主婦)
・子ども達がお小遣いが欲しいと言い出した小学校4年生からはじめ、小4は月400円、小5は月500円と徐々に増やしていきました。(40代/女性/パート・アルバイト)
・小学校5年生になってからお友達とお買い物に行くなどその時に合わせて1,000円から3,000円の間で渡していました(40代/女性/専業主婦)
・小学生の4年生くらいから毎月500円ほど渡すようにしています。計画的に使うことを勉強させます。(30代/男性/正社員)
・両家の祖父母からちょくちょくお小遣いを戴いていたので、中学生になるまで渡していませんでした。中学生の時は、必要なものを買う時に必要なだけ渡していましたが、高校生になってから月1万円のお小遣い制にしました。(50代/女性/パート・アルバイト)
・定額を渡していたのは、中学生になってからです。それまでは親戚からもらうお小遣いだけでした。(50代/女性/個人事業主)
・中学1年生から与え始め、月に2,000円でした。学校で必要なものは買い与えていたので十分だと思っていましたが、お友達がもう少しもらっていたようなので、一学年があがるごとに1,000円ずつ上げていきました。(50代/女性/専業主婦)
・中学生になってから月に1,000円ずつ渡すようにしていたが、ノートなどを買うお金は別口で渡していたと思う(40代/男性/パート・アルバイト)
小学校入学と同時にお小遣いをあげはじめる場合、金額としては100円程度の少額からスタートするケースが多く、金額は学年が上がるごとにアップさせていくスタイルが主流のようです。ちょうど小学校一年生から算数の勉強が始まることもあり、お金の計算の良い練習になるという意見も見られました。
お手伝いやテストのがんばりでお小遣いをあげる方式は、子どもの努力次第でコツコツお金を貯める喜びを学ばせるのに適した方法だと言えるでしょう。
小学生になると同時にお小遣いをあげ始める家庭が多いのは、未就学児のころよりも子ども同士の行動が増えていくことと、自主性を身につけて自分のことは自分でする力をつけてほしいというパパやママの願いが反映されているのかもしれませんね。
確かにお金の管理は計算能力を高めてくれますしお手伝いやテストのがんばりでお小遣いを稼ぎ、自分のお金で買い物をしてモノの値段を意識することは子どもの経済感覚に良い影響を与えてくれそうです。
ただお金を与えるだけでなく、お小遣いが子どもの成長を促す良い刺激となってくれるようなあげ方をしたいですね。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年10月10日~24日
■有効回答数:100サンプル
参照記事:https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-1300/
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