結婚を機に、JR常磐線／天王台駅から徒歩5分のマンションへ引っ越し。3年ほど暮らしました。築30年くらいの4階建てで、子どもがいることを考慮して1階の住戸を借りたのですが、湿気が酷かったですね。壁が薄く、お隣さんが扉を開け閉めする音が響くことも悩みでした。
かねてから一戸建てを購入したいと考えていましたので、予算面を考えて建売戸建てに絞り、家探しを続けていました。友人が不動産会社で働いていたので物件を紹介して貰った他、自分たちでもインターネット検索で情報を収集。気になる物件を見つける度、友人の勤める不動産会社経由で見学をしました。
「ママ友が多く暮らす学区内のエリア」という条件を最優先として「学校の近く」「最寄り駅から徒歩15分以内」「リビングと洗面所を行き来しやすい間取り」「2階に広いベランダがある」「庭がある」「勝手口がある」といったことも希望しました。中古物件も視野に入れて、5軒ほど内覧したと思います。
【写真】愛犬のケージは、いつでも太陽の光や外の緑を間近に感じられる、リビングの特等席に置いている。「すっかり占領されています（笑）」
一度、「いいな」と思う物件が見つかったのですが、2,980万円程度で予算オーバー。当時支払っていた月々の家賃からシミュレーションをしてもらった結果、無理なく返済できる金額は2,500万円程度と聞いていたんです。住宅ローンと修繕費用、固定資産税を合わせてどのくらいの出費になるのか分からずでしたので、購入予算を控えめに設定していました。予算内の物件も見学したものの、庭が狭かったり、隣家が近くプライバシーを保てそうになかったり、小学校に登校する時に国道を通らなければならならず安全面で不安があったりと決め手に欠けました。一度は妥協をして購入を考えたこともありましたね。
【写真】リビングをできるだけ広く取るために、二人掛けの小ぶりなソファを選んだ。「いつも娘たちがソファを取り合っています」
そんな時、不動産会社の方が完成したばかりの建売物件を薦めて下さったんです。建築中、ブルーシートで覆われている時からその存在は知っていたのですが、日当たりがあまり良さそうではなかったので、選択肢に入っていませんでした。
実際に見学をしてみて、想像よりもずっと素敵な家で驚きました。リビングが広く、居室は全てフローリング張り。庭が広いところも気に入りました。そして、すぐ近くに森があるので借景ができて、眺望が抜群だったんです。後日、夫を連れて再び足を運んだのですが、小学校が真裏にある立地を気に入ってくれましたので、購入を決めました。
【写真】庭にはウッドデッキを設け、外の緑を感じながら過ごせる。「父に頼んで作って貰いました」
購入価格は、値下げ交渉をして100万円引いていただき、2,280万円になりました。妥協せずに物件を探してよかったです。夫の両親から500万円の資金援助があり、頭金に200万円充当。家具の買い替えに200万円を使っています。
住宅ローンは、不動産会社さんに【フラット３５】を薦められました。夫の給与引き落とし先であるメガバンクと、アルヒ株式会社の【フラット３５】を検討。どちらも審査は通りましたが、金利が安かったアルヒさんにお願いしました。
今後、娘たちが幼稚園から小学校に上がれば出費が若干減る予定です。私の手が離れて働く時間もできると思いますので、その時には繰り上げ返済も検討したいと思っています。
【写真】子ども部屋は、リビングと一続きの配置。「サーカスのテントのような照明は、娘が自分で選んだもの。ピアノ部屋としても活用しています」
新居は森に囲まれています。大きな窓から森を見渡せますし、夏はとても涼しくてクーラーいらず。気持ちよく過ごせます。
家事がしやすい間取りもお気に入り。洗濯動線が1階で完結しているので、ラクですね。寝室前のベランダが広いので、そこにも物干しを置いて洗濯物を干せます。勝手口も重宝しています。犬を飼っているのですが、犬のトイレシートや娘のおむつなど、ニオイが気になるものは気軽に外へ捨てることができます。不満があるとすれば、収納が少ないことでしょうか。階段下がデッドスペースになっているので、「ここが収納だったら良かったのに」と時々思います（笑）
【写真】「建売ではあまり考えられない、規格外の大きな窓がお気に入り」とSさん。ここから森を眺めることが多いそう。
今まで、休日は専らショッピングモールなどで時間を潰していました。新居に越してからは、娘たちが家の周りで遊べるようになって嬉しそうです。家にいる時間が確実に長くなりましたね。
夫が飲食業に従事しているので、休日は腕を奮ってくれます。職場からいい肉を持ち帰って、焼いてくれることも多いんですよ。一家団らんのひとときが、今まで以上に楽しくなりました。
【写真】ダイニングテーブルの上部には、お気に入りのペンダントライトを設置。「ベーグルのようなフォルムに一目惚れでした」
参照記事：https://magazine.aruhi-corp.co.jp/00000607/
