エアコンにホコリが溜まっていると、エアコンが通常作動しないことがあります。エアコンは、ファンやフィルターが風の通り道になっています。なので、そこにホコリが溜まっていると風が出にくくなり、エアコンの効きが悪くなってしまいます。
■お手入れ方法
1.エアコン本体のホコリを、クイックルワイパーなどを使って取り除きます。
※エアコンフィルターも外す前に掃除機をかけておくことで、外した時にホコリが舞うのを防止してくれます。
2.エアコンフィルターを外して、外した箇所のホコリを掃除機で吸い取ります。
3.外したフィルターの外側から、ホコリを掃除機で吸い取ります。
4.ぬるま湯に中性洗剤を溶かします。
5.4の中にフィルターをいれ、使い古しの柔らかい毛並みの歯ブラシなどで優しく洗いします。
6.フィルターの水気を取り、陰干しして乾燥させます。
7.前面パネルも水洗いします。
※外せないタイプのエアコンは、薄めた中性洗剤を布につけて拭き掃除しましょう。拭き上げた後は必ず、水拭きと乾拭きをして水気を完全に取り除きましょう。
8.吹き出し口も、薄めた中性洗剤をつけた布で拭き上げます。
9.外したフィルターなどを元に戻し、30分くらい送風モードで乾かします。
※外した物に水分が残っているとカビの原因になるので、必ず乾燥しているのを確認してから取り付けましょう。
室外機周辺に物が置いてあると、熱が室外機から排出されないので空気の流れが悪くなり、エアコンの効きが低下します。室外機から20㎝以内の範囲には、物を置かないように移動させましょう。
■お手入れ方法
室外機内部に溜まったホコリは、掃除機や毛の長いブラシで掻き出しましょう!
水洗い・無理矢理奥まで掃除するのは、故障の原因になるので避けましょう。
■室外機に直射日光が当たっていませんか?
室外機に直射日光が当たっていると、熱を逃がしにくくなるのでエアコンが通常作動しなくなります。移動できるのであれば、室外機を日陰に移動させましょう。室外機の移動が困難であれば、すだれや室外機カバーなどを使って室外機に日陰を作ってあげましょう。
■ガス漏れしていませんか?
エアコンのガスが漏れていると、エアコンが冷えにくくなります。
・エアコン本体は、熱交換器(エアコン内部にある鉄製のギザギザした部分)に霜がつきます。
・室外機は、室外機から出ている細いパイプに霜がつきます。
エアコンを作動して、20分程でこの箇所に霜がついたらガス漏れです。自分では補充できないので、プロの手を借りましょう!
エアコンには、部屋の広さに敵した能力があります。広い部屋に能力の弱いエアコンを取りつけていても、エアコンの能力がついていけず通常作動しません。取扱説明書などを見て、エアコンに適した部屋に移動させましょう。
・エアコンの効きが悪いと感じたら、まずはエアコンと室外機の汚れを取り除きましょう。
・室外機の配置にも注意しましょう。
・ガス漏れの確認をしましょう。
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