これは、壁紙です!
切り売りしている所で、90cm幅×1m のりなし400円位~ 裏のり付600円位からと超お安く調達できます。
壁紙の良さは何と言っても「光沢が無い」ことです。
クッションフロア材だと、どうしても光沢感が写ってしまい、「床だなぁ」となってしまうのです。
古材風の壁紙を敷いて写真を撮ってみると、木のテーブルにぐっと近づけます。
裏に生のり付のものを購入すれば、よりお手軽超簡単に好きな柄の背景材を作る事が容易になります。
作り方はとてもシンプルで簡単です。
1:ホームセンターなどで数百円で売っている、薄いベニヤ板を用意します。
50×60 60×60 位で数百円。
2:そのベニヤ板を、壁紙の裏面に生のりがついている方めがけて「ぱたっ。」と置いてカッターで切り抜くだけで壁兼テーブルの完成です。
3:空気抜き用のブラシでなめしてぴったりと貼り付けたら、のりが乾くまで重しをして板が反らないように固定して乾かします。(生のりで板がしめり反ってくるので)
-----
しっくい風の壁板を、プロのペイント師に発注すると同じ大きさで2万円前後します。
が!
壁紙シートを数百円で売っている薄いベニヤ板に張り付けると、
そりゃあ、プロのペイントとからしたら見栄えは劣りますが、ネット上にアップする写真であれば全然十二分に耐えられるクオリティで、製作費はなんと1000円前後
と、ゆーことは、 1/20の価格で完成しちゃうんです。
壁紙の難点は水に弱いこと、やぶけること。 でも、そのリスクを考えても安いです。
色味の違う古材を組み合わせたような柄の壁紙です。
男前のお部屋を作る方にも好評だそうです。
こちらは漆喰柄
凹凸があり、光沢無しなので、本当に壁があるかのような表現ができます。
私は料理の写真しかほぼ取らないので、1品ものの料理に少し小物を置いて撮影する際は、
50×60センチ位の板で十分です。
計算上、90センチ幅×2メートル購入=1000円前後で一気に3~4数枚作れる計算です。
ベニヤ板に貼ったものを2枚用意して、1枚はテーブルの上に置き、もう1枚は後ろの壁に立てかけると、疑似的な好みのテーブルと、壁がある、立体的空間ができあがります。
実際に写真に撮って確認してみましょう。
同じ柄だと、 床と壁の境目がちょっと不自然に気になりますね。 なので↓
境目に薄い布をふわりと無造作に置いてみます。
よく、海外の写真などでみられる 「無造作・散らかし」でお洒落に魅せる手法です。
境目をぼやかすと、違和感が薄れテーブルと壁にぐっと近づけます。
手前にメインの被写体をあえてど真ん中でなく、左右どちらかぎみによせて。
余白が出来た方の背景に小物を配置した例です。
焦点はメインのものに、後ろはぼかして。
光は、向かって左側に窓がある位置にセットし自然光で撮っています。
色が濃い柄のものは、思い切って柄×柄で配置してみると、海外風の背景イメージに仕上る事があります。
グレーブラックの古い板目っぽい壁紙を床に敷きテーブルに見立て、北欧風の古材柄の壁紙をベニヤ板に貼ったものを立てかけ壁に見立ててみた例です。
写真に撮って確認してみると、こんな風に仕上がっています。
そして、暗めの柄&柄違いにすると、あまり境目も気になりません。
板目風の壁紙を直に使う!
例えば、食卓全体のイメージで撮る時(メイン・副菜・ドリンクやカトラリーといった)には広い空間が必要になるので、
裏にのりのついていない、巻物状態のままの壁紙を「敷く」専用でも何種類かストックしています。
こんな感じで、ベニヤ板の両面を利用して違った柄を貼り付け、料理や料理のイメージで背景を着せ替えられるようストックしています。
参考:プロのペイント師がつくっている背景材です。
こちらは、何層にもペイントを重ね作られており80センチ四方以内で、1枚で2万円前後します。
値段だけ聞くと眼が飛び出ちゃいそうになります。が、クオリティがすごく高くこの上に料理を置いただけで料理がかっこよくみえるので、商品の通販サイトや、スタイリスト、写真家等、仕事としている方々が発注している撮影用背景材です。
こちらは、富山県の高岡銅器という日本の職人さんの技術から、銅板に着色する技術で色づけされたものです。
中でも 折井さんという職人さんが手掛ける折井ブルーとまでいわれる、このブルーのマーブル技術は世界的にも注目されています。
こちらのECサイトにて、作品を撮影する仕事を頂いた時に、作品に惚れこんでしまい「背景に使いたい!」と、自ら銅板の状態のものを特注してしまいました。
ですので♪
容易に普段のお料理写真をランクアップしたり、雰囲気を変えたりするには、
壁紙材+ベニヤ板の手作り撮影材に是非トライして、フォトジェニックな写真を愉しんでみてわ♪
この写真も、
グレーにシャビーペイントされた板目模様風の壁紙、1メートル480円を床に敷き撮影したものです。
こんな風に私も、普段からヘビーに使っています♪
https://www.instagram.com/kiyomi_aoyama/
↑特に、写真だけで魅せるインスタグラムの写真などは、観覧者を毎回飽きさせないよう、背景を着せ替える努力をしています。
こんなワークショップのお声が掛かったら、
張り切って実演しながら、作り方と、実際に作った後の写真の撮り方とか。
色々とご伝授したいです!!
そのような案がでましたら、ぜひ青山金魚をご用命下さい(笑)
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます