撮影用♥背景テーブルや壁の作り方♥【*手作り *着せ替え背景 *安価 *簡単 *DIY】

撮影用♥背景テーブルや壁の作り方♥【*手作り *着せ替え背景 *安価 *簡単 *DIY】
投稿日: 2018年8月3日 更新日: 2018年11月8日
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ドリンク&フードクリエイター/ #野菜多めのおつまみおかず 料理レシピ...
この画像。
壁でもテーブルでもありません。

ベニヤ板で作った背景材を配置して、疑似的に壁とテーブルの空間を作り撮影しています。

毎日同じテーブルじゃあマンネリしてしまうし、料理によって背景の雰囲気を着せ替えてみたくありませんか?

それでは、はじまりはじまりー。


#こういう事のワークショップをやってみたい♪ #背景材を作ってインスタ映え写真を撮る講座をやりたーい
#背景材 #魅せる写真の作り方 #フォトジェニック #ワンランクアップ #手作り #DIY #超簡単 #壁紙 #男前 

壁紙がアンティークなテーブルに!?

壁紙がアンティークなテーブルに!?

これは、壁紙です!
切り売りしている所で、90cm幅×1m のりなし400円位~ 裏のり付600円位からと超お安く調達できます。

壁紙の良さは何と言っても「光沢が無い」ことです。
クッションフロア材だと、どうしても光沢感が写ってしまい、「床だなぁ」となってしまうのです。

古材風の壁紙を敷いて写真を撮ってみると、木のテーブルにぐっと近づけます。

裏に生のり付のものを購入すれば、よりお手軽超簡単に好きな柄の背景材を作る事が容易になります。

ベニヤの板に張り付ければ、疑似的な壁やテーブルに。

ベニヤの板に張り付ければ、疑似的な壁やテーブルに。

作り方はとてもシンプルで簡単です。

1:ホームセンターなどで数百円で売っている、薄いベニヤ板を用意します。
50×60  60×60 位で数百円。

2:そのベニヤ板を、壁紙の裏面に生のりがついている方めがけて「ぱたっ。」と置いてカッターで切り抜くだけで壁兼テーブルの完成です。

3:空気抜き用のブラシでなめしてぴったりと貼り付けたら、のりが乾くまで重しをして板が反らないように固定して乾かします。(生のりで板がしめり反ってくるので)

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しっくい風の壁板を、プロのペイント師に発注すると同じ大きさで2万円前後します。
が!
壁紙シートを数百円で売っている薄いベニヤ板に張り付けると、
そりゃあ、プロのペイントとからしたら見栄えは劣りますが、ネット上にアップする写真であれば全然十二分に耐えられるクオリティで、製作費はなんと1000円前後
と、ゆーことは、 1/20の価格で完成しちゃうんです。

壁紙の難点は水に弱いこと、やぶけること。 でも、そのリスクを考えても安いです。

お気に入りの壁紙01

お気に入りの壁紙01

色味の違う古材を組み合わせたような柄の壁紙です。
男前のお部屋を作る方にも好評だそうです。

お気に入りの壁紙02

お気に入りの壁紙02

こちらは漆喰柄
凹凸があり、光沢無しなので、本当に壁があるかのような表現ができます。

私は料理の写真しかほぼ取らないので、1品ものの料理に少し小物を置いて撮影する際は、
50×60センチ位の板で十分です。

計算上、90センチ幅×2メートル購入=1000円前後で一気に3~4数枚作れる計算です。

いざ!撮影・魅せ方01

いざ!撮影・魅せ方01

ベニヤ板に貼ったものを2枚用意して、1枚はテーブルの上に置き、もう1枚は後ろの壁に立てかけると、疑似的な好みのテーブルと、壁がある、立体的空間ができあがります。

実際に写真に撮って確認してみましょう。
同じ柄だと、 床と壁の境目がちょっと不自然に気になりますね。 なので↓

いざ!撮影・魅せ方02

いざ!撮影・魅せ方02

境目に薄い布をふわりと無造作に置いてみます。
よく、海外の写真などでみられる 「無造作・散らかし」でお洒落に魅せる手法です。

境目をぼやかすと、違和感が薄れテーブルと壁にぐっと近づけます。

いざ!撮影・魅せ方03

いざ!撮影・魅せ方03

手前にメインの被写体をあえてど真ん中でなく、左右どちらかぎみによせて。
余白が出来た方の背景に小物を配置した例です。

焦点はメインのものに、後ろはぼかして。

光は、向かって左側に窓がある位置にセットし自然光で撮っています。

いざ!撮影・魅せ方04

いざ!撮影・魅せ方04

色が濃い柄のものは、思い切って柄×柄で配置してみると、海外風の背景イメージに仕上る事があります。

グレーブラックの古い板目っぽい壁紙を床に敷きテーブルに見立て、北欧風の古材柄の壁紙をベニヤ板に貼ったものを立てかけ壁に見立ててみた例です。

写真に撮って確認してみると、こんな風に仕上がっています。 
そして、暗めの柄&柄違いにすると、あまり境目も気になりません。

いざ!撮影・魅せ方05 板に貼らず壁紙のまま床に広げて使う!

いざ!撮影・魅せ方05 板に貼らず壁紙のまま床に広げて使う!

板目風の壁紙を直に使う!
例えば、食卓全体のイメージで撮る時(メイン・副菜・ドリンクやカトラリーといった)には広い空間が必要になるので、
裏にのりのついていない、巻物状態のままの壁紙を「敷く」専用でも何種類かストックしています。

おまけ

おまけ

こんな感じで、ベニヤ板の両面を利用して違った柄を貼り付け、料理や料理のイメージで背景を着せ替えられるようストックしています。

番外編:プロにオーダーで発注している背景材01

番外編:プロにオーダーで発注している背景材01

参考:プロのペイント師がつくっている背景材です。
こちらは、何層にもペイントを重ね作られており80センチ四方以内で、1枚で2万円前後します。
値段だけ聞くと眼が飛び出ちゃいそうになります。が、クオリティがすごく高くこの上に料理を置いただけで料理がかっこよくみえるので、商品の通販サイトや、スタイリスト、写真家等、仕事としている方々が発注している撮影用背景材です。

番外編:プロにオーダーで発注している背景材02

番外編:プロにオーダーで発注している背景材02

こちらは、富山県の高岡銅器という日本の職人さんの技術から、銅板に着色する技術で色づけされたものです。
中でも 折井さんという職人さんが手掛ける折井ブルーとまでいわれる、このブルーのマーブル技術は世界的にも注目されています。
こちらのECサイトにて、作品を撮影する仕事を頂いた時に、作品に惚れこんでしまい「背景に使いたい!」と、自ら銅板の状態のものを特注してしまいました。

↑本気の素材はどちらも、家庭で気軽に使用するには、ちょっと敷居が高いですよね。

↑本気の素材はどちらも、家庭で気軽に使用するには、ちょっと敷居が高いですよね。

ですので♪
容易に普段のお料理写真をランクアップしたり、雰囲気を変えたりするには、
壁紙材+ベニヤ板の手作り撮影材に是非トライして、フォトジェニックな写真を愉しんでみてわ♪

この写真も、
グレーにシャビーペイントされた板目模様風の壁紙、1メートル480円を床に敷き撮影したものです。

こんな風に私も、普段からヘビーに使っています♪
https://www.instagram.com/kiyomi_aoyama/
↑特に、写真だけで魅せるインスタグラムの写真などは、観覧者を毎回飽きさせないよう、背景を着せ替える努力をしています。


コツ・ポイント

こんなワークショップのお声が掛かったら、
張り切って実演しながら、作り方と、実際に作った後の写真の撮り方とか。
色々とご伝授したいです!!

そのような案がでましたら、ぜひ青山金魚をご用命下さい(笑)


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2018年8月22日 0:55
こんばんは!! 背景の作り方、特に「床と壁の境目」のぼかしかたが、とても参考になりました。たしかに、このあたりって、気になる時があるのですが、布を使って、ほかすとキレイな写真になりますね!次写真をとる機会がある時に、試してみたいです。
2018年08月23日 10:19:12
のぶりんさん こんにちわーっ!♪ 布以外にも、つたのようなグリーンをはわせるのも手です♪ 被写体と壁との間も出来るだけ距離を空けてあげると、更に遠近感が出て綺麗ですよー♪
2018年8月21日 13:06
初めまして、青山金魚さん。 いつも拝見させて頂いております。 なるほど〜。 金魚さんの写真が美しいのは、こういう背景の板があったんですね。 撮影用シルクスクリーンの様なものでしょうか? 私も、ここまで行かないなりにももう少し背景まで気を使った撮影をしたいと思いました。
2018年08月21日 20:44:17
かなたさんこんばんわーっ♪ ご観覧下さりありがとうございます! 普通の切り売りで売っている壁紙ですよ~~~~っ。 なので、お安いです♪
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