洗濯物干しワイヤーとは、その名が示す通り、洗濯物干しのために使用するワイヤーのことです。ワイヤーに洗濯物を掛けて干したり、ワイヤーに洗濯ハンガーを吊るしたりなど、物干し竿や物干しロープと同じように使えます。
部屋干しのために考案されたため、洗濯物干しワイヤーといえば、室内物干し用のワイヤーことを意味するのが一般的です。商品によっては、外干しと兼用できるものもあるようですが、多くの場合、室内専用で使用することになります。
洗濯物干しワイヤーが優れているのは、必要なときにササッと取り出せて、それ以外はコンパクトに収納できるという点です。使わない時のワイヤーは、ちょうど巻き尺のように丸めることができ、必要なときは引っ張り出して使えるようになっています。
商品によって多少異なりますが、見た目もスタイリッシュな洗濯ワイヤーのものが多いですし、存在を主張しないので、お部屋のインテリアの邪魔にならない点も、実際使用されている方に高評価のようです。
洗濯物干しワイヤーの取り付け方法は、本体とワイヤーを引っ掛けるためのフックを向かい合う壁と壁に取り付けるだけと、いたって簡単です。ただ、商品によっては、壁に穴を空けることになるので、その場合は、あらかじめ設置場所を決めたり、ドリルなどの工具が必要になったりします。また、賃貸住宅などにお住まいの場合は、事前に管理会社への確認も必要です。
実際に取り付ける際には、必ず使用説明書を確認、説明書に記載されている手順を守って取り付けるようにしましょう。取り付け方を間違うと、うまく使用できないだけなく、思わぬ事故に繋がる怖れもあるので、くれぐれもご注意を!
洗濯物干しワイヤーは、商品によって、耐荷重やワイヤーの長さが異なっています。そのため商品を選ぶ際は、各ご家庭の設置場所や洗濯物の量などとも照らし合わせて、最適なものを選ぶようにしましょう。ご家族が多く洗濯物の量が多い場合は、耐荷重が大きく、ワイヤーの全長も長い方が重宝します。
ワイヤーに干す洗濯物の重さは、耐荷重を超えないように気をつけましょう。ちなみに洗濯物の重さは、洗濯物に水分の重さをプラスした重さになります。例えば、耐荷重10キロの洗濯干しワイヤーの場合、洗濯物の重さが10キロだと耐荷重オーバーになってしまうのでその点もご注意願います。
元々、洗濯物干しワイヤーは、部屋干しに対するネガティブなイメージを払拭し、部屋干しを積極的に楽しめるようにというコンセプトで開発された製品のようです。特に梅雨時の部屋干しは、なにかとストレスがたまりがちですが、洗濯物干しワイヤーなら、そういったストレスも軽減されるかもしれませんね。これを機に、お試しになってみてはいかがでしょう。
ライター:sion
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