野菜をまるごと食べちゃう! 野菜のおだし「べジブロス」を作ろう~

野菜をまるごと食べちゃう! 野菜のおだし「べジブロス」を作ろう~
投稿日: 2018年6月14日 更新日: 2018年6月14日
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20年間のイタリア生活で料理を学びディプロマを取得。 日本に帰国して...
皮をむいて ヘタや種をとって調理する野菜
普段の料理では、野菜の切れ端は捨ててしまいがちですが
実はヘタや種 皮にも栄養がいっぱい~
この、野菜などの植物性食品の色素やアクなどに含まれる栄養成分を
ファイトケミカルといい、抗酸化力や免疫力をアップさせるそうです。
もちろんファイトケミカルは 普段食べている野菜の部分にもあります。
赤ワインのポリフェノールや 緑茶のカテキン 大豆のフラボノイドなどをはじめとして
ほとんどの植物性食品に含まれているそうです。
だから野菜はまるごと食べたい!
野菜くずは そのまま捨ててしまうのは
もったいないということで
野菜でとるおだし「べジブロス」を作ります。
ネギの青い部分 玉ねぎの皮 人参やトマトのヘタ
セロリの葉っぱ かぼちゃの種やワタ ブロッコリーの茎
ピーマンやパプリカの種 しいたけの軸などなど
こうやって改めてみてみると
捨てちゃう部分て多いですね~
ここまでそろえなくてもいいですが
5種類ぐらいの野菜を使うと深みのあるおだしが取れます。
どんな野菜でもいいのですが
気をつけなければいけないのが
ナス さつまいも ビーツ 紫玉ねぎなどは
色が出てしまうので注意です。
栄養的には問題はないのですが
使う料理が限られてしまいます・・・
カレーとかシチューにはいいかも。
じめじめした梅雨の季節 紫外線の気になるこの時期
野菜を、まるごと食べて 抗酸化力をつけて
免疫力をアップさせましょう~
それでは作り方と使い方のご紹介です。

材料

  • 野菜くず :500g
  • :1500㏄
  • 日本酒または白ワイン :大さじ1

野菜くずはよく洗ってから鍋に入れ 水と日本酒または白ワインを加える

弱火にかけ30分~ぐらい煮る
★アクは取らない
★強火で煮立たせるとにごるので注意

ざるでこして保存容器に入れる
★我が家では こんな保存容器に入れて冷蔵保存して大体3~4日で使い切るようにしています。
 麦茶と間違えないように おだしと書いたラベルをつけることをお勧めします・・・
 
★このほか製氷皿で 冷凍保存もおすすめです。

お味噌汁を作るときだしを水でなくべジブロスでとるとおいしさ倍増です。

そうめんやお蕎麦のつけつゆをべジブロスで薄めます。

トマトとコーンを加えべジブロスをそそぎ塩・コショウで味付けして
即席の冷たい野菜スープ。
オリーブオイルをたらします。

★エスニックにするときは ナンプラーなど いろいろなお味が楽しめます。

朝のあわただしいときにピッタリです。

季節のお野菜を加えて炊き込みご飯もおすすめです。

べジブロスでトウモロコシご飯を作りました。

コツ・ポイント

今回の野菜くずは ネギの青い部分 かぼちゃの種とワタ セロリの葉っぱ 玉ねぎの皮 
ブロッコリーの茎 大根のヘタ❓茎? トマト 人参のヘタ パプリカの種 しいたけの軸です。
すべてそろえる必要はないのですが5種類ぐらいは用意して作ってください。
日本酒や白ワインなどアルコールを少量加えると臭み抜きになります。
強火で煮立たせるとにごるので 弱火でコトコト煮込みます。
冷蔵保存なら3~4日で使い切るようにします。
冷凍保存は解凍したらすぐ使い切ります。


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