仕事などで親が保育できない場合に、親に代わって保育してくれるベビーシッター。ベビーシッターは主に自宅で、1対1の保育を基本にしていますが、兄弟姉妹がいる場合は一緒に保育をしてくれ、その場合の料金は割引になるケースが多いようです。
民間のベビーシッター業者の中には、通常の保育のみならず「家事代行サービスとの併用可」「おけいこ・知育サポート」「病児・病後保育可」など、プラスαのサービスを提供しているところも。また、仕事などで習い事の送り迎えができないパパママに代わって、送迎サービスを提供している業者もあり、人気となっているようです。
ベビーシッターを探す時は、保育料の安さではなく、信頼できるかどうかという視点を大切にしましょう。厚生労働省では、自治体の情報や、「公益社団法人全国保育サービス協会」に加盟している会社のリストなどを活用することを推奨しています。
よさそうな業者が見つかったら、まずは事前面談をして、子どもとの相性や、信頼できる相手かどうかを確認しましょう。その際、保育場所(自宅ではない場合)、万一の事故に備えた保険に加入しているかも確認しておくと安心です。また、自宅で保育する場合は、トラブルを招かないように、保育に使用していい部屋と悪い部屋を事前に伝えておくようにしましょう。また、盗難などの疑いを防ぐため、貴重品や個人情報が書かれている書類等は片付けておくとよいでしょう。
「ベビーシッター」に対して、「料金が高い」というイメージを持っているパパママもいるかもしれません。そんな時は、ぜひお住まいの自治体や、お勤め先の福利厚生サービスをチェックしてみてください。自治体や会社によっては、ベビーシッターの利用料を補助しているところがあるので、お得に利用
しましょう。
例えば東京都調布市では、ベビーシッター利用料の2分の1 (入会金、年会費、交通費、事務費等を除く、一家庭1日4000円、年度28000円が上限)を補助。東京都港区では、訪問型病児・病後児保育利用料を助成。東京都千代田区でも、病児・病後児保育のベビーシッター利用料を補助しています。それぞれ地域により利用条件や費用の上限が異なあるので、詳細は、自治体や会社などのホームページで確認してみてくださいね。
いかがでしょうか。
1対1ということで、何かと不安がつきまとうベビーシッターですが、うまく使えるようになれば、いざという時に心強いもの。厚生労働省のホームページ「ベビーシッターなどを利用するときの留意点」なども参考にしながら、上手に活用して行きましょう。
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