グリンピースは、マメ科エンドウ属で、熟す前のエンドウの実をさやから出して食べます。 鮮やかな緑色がきれいなグリンピースは料理の彩りに用いられることも多く、おなじみの食材ですね。缶詰や冷凍品などで季節を問わず手に入れられますが、新鮮なグリンピースが楽しめる旬の時期は3~6月頃の春から初夏までの時期になります。旬の新鮮なものは香りもよく甘みもあって格別です。
グリンピースは食物繊維が多く、その含有量は野菜類の中でもトップクラスです。食物繊維には不溶性と水溶性の2種類がありますが、便秘の改善に役立つ不溶性食物繊維が特に豊富です。便秘は様々な不調を招きますが、肌荒れを引き起こしてしまうこともあります。美容と健康のためにも食物繊維をしっかり摂りたいですね。
他にはβカロテンやビタミンB1,B2,B6、ナイアシン、カリウムなどが多く含まれています。
βカロテンは抗酸化作用がありシミ対策やアンチシジングに役立つほか、体内でビタミンAとなって肌にうるおいを与える働きなどがあります。ビタミンB群は肌の新陳代謝を促進させ、肌を健康に保ちます。脂質や糖質の代謝に関わっているので、ニキビやオイリー肌が気になる方は特に意識して摂りたい栄養素です。
今回はそんな美肌にも役立つ栄養が摂れるグリンピースを使った簡単スイーツをご紹介します。 色鮮やかな緑色がきれいなグリンピースあんは、小豆のあんのようにおはぎやトースト、お餅など色々使うことができます。今回は豆腐の栄養も摂れてモチモチおいしい豆腐白玉に添えました。手作りのあんなら甘さの調整もできます。缶詰や冷凍品のグリンピースでも作れますが、旬の時期には新鮮なグリンピースで作るのもおすすめです。爽やかな新緑の季節にぴったりのグリンピースあんはいかがでしょう。
材料
(2人分)
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白玉粉
:50g
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絹豆腐
:60g
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グリンピース(茹で)
:80g
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水
:大さじ3
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砂糖
:大さじ2
手順1
グリンピースあんを作る。グリンピースは茹でたものを用意し、水とグリンピースをフードプロセッサーなどでペースト状にし、砂糖とともに鍋に入れてもったりとするまで木べらで混ぜながら煮詰めて冷ます。
手順2
豆腐白玉を作る。白玉粉に豆腐を手で崩しながら入れてよく混ぜて、耳たぶくらいの硬さになったら、10等分に丸めて中央を指で凹ませる。沸騰したお湯で茹でて、浮き上がってきたら1分程そのまま茹でて、冷水にとって冷ます。
手順3
2に1を添える。あれば茹でたグリンピース少々をトッピングする。
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