お子さんがドタバタ歩き回る音、はしゃぎ声、泣き声、おもちゃをガチャガチャ鳴らす音ドアを不用意にバタンと閉める音など、子供部屋から発せられる音は、すべて、ご近所にとって騒音になりやすいです。子供部屋の騒音は、毎日繰り返されることによって、聞かされる側にとって相当のストレスになってしまうようです。音を発する側には、それが騒音だという認識がまるでなくても、聞かされる側にとっては、耐え難い騒音になっているケースも珍しくありません。
子供部屋の音が気になる場合はもちろんのこと、気にならない場合でも、やはり防音対策は行っておいた方が安心といえるでしょう。
1.床に防音効果のある敷物を敷く
基本中の基本といえる子供部屋の防音対策です。足音や物音を吸収する効果の高いコルクマットや厚みある低反発カーペットなどがおすすめです。マットやカーペットを敷くことで、お子さんがバタバタ動きまわる音や、おもちゃなどが床にぶつかる音を大幅に抑えることが望めます。
2.壁に遮音シートや吸音シートを貼る
遮音シートや吸音シートを壁に貼ることで、声が壁をつたってお隣に響くのを抑えることができます。お子さんが発する泣き声や大声、はしゃぎ声などの大幅な軽減が望めるようです。
3.遮音カーテンをつける
子供部屋の窓が大きい場合は、子供部屋から出る音はすべて、窓からご近所に聞こえてしまいます。遮音カーテンをつけておくことで、カーテンが音を吸収してくれます。お子さんが子供部屋にいる間は、窓を閉めるようにするとさらに効果的です。
4.椅子やテーブルにカバーをつける
子供部屋に椅子やテーブルを設置する場合は、それらの脚部にカバーをつけておきましょう。椅子やテーブルを動かす際に響く音を抑えられます。床の傷み防止にもなります。
5.ドアクローザーをつける
子供部屋にドアがある場合は、ドアクローザーをつけることで、ドアの開け閉めの際に生じる音を軽減できます。お子さんが不用意にドアを開け閉めする音は、上下階の部屋に響きやすいようです。
6.家具の配置に一工夫
お子さんが、むやみに動き回れないように、子供部屋の家具の置き方も工夫してみましょう。壁側に大きめの収納家具などを置くことで、家具に音をブロックさせるという方法も一案です。
気心の知れた相手が出す音と、見知らぬ相手が出す音では、たとえ同じ大きさであっても、見知らぬ相手が出す音の方がストレスになりやすいようです。日頃から、ご近所の方とのコミュニケーションをはかり、気心の知れた間柄になっておくことも、トラブルを回避するうえで押さえておきたいポイントになりそうです。
ライター:sion
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