ガスコンロの中でも最も汚れやすい箇所は天板ですよね。この天板の主な汚れは、油の飛び跳ね、食品のカス、焦げ付きなどです。どの汚れもついてからすぐに拭きとれば、容易に落とすことができます。
しかし、放置すればするほどこびりついて拭き取るだけではとれません。今回は、数ある、ガスコンロについてしまったガンコな汚れを落とす方法の中で、最も簡単に試せる掃除方法をご紹介します。
それは、ずばり、汚れに直接熱湯をかけるという方法です。
ガスコンロにこびりついた汚れの大半は、熱湯をかけて汚れを浮かせた後に、拭き取れば比較的簡単に落とすことが可能なのです。それでも落ちないほどガンコな汚れは、ただの熱湯ではなく、5%濃度になるように水煮重曹を入れて沸騰させた熱湯で試してみましょう。
天板は、毎回、食器洗いのついでに、食器洗い洗剤を含ませた布巾等でサッと一拭きしておくとキレイな状態をキープしやすいですよ。
五徳についた通常の汚れは、重曹水を使うと落としやすいです。重曹水は、スプレー容器に、ぬるま湯100mlに小さじ1の重曹粉末を混ぜ合わせるだけで、簡単に作ることができます。(常備しておくと便利ですよ。)
お掃除の手順も、五徳の汚れた部分に重曹水を直接スプレーして、拭き取るだけと、とても簡単です。
それでもまだ汚れが落ちない場合は、鍋に水と五徳を入れて、10分ほど火にかけてみましょう。汚れが浮き上がってきたら火を止めて、十分に冷ました後、古歯ブラシなどでこすれば容易に落とすことができますよ。
グリルは、汚れを放置するとお掃除が厄介になるため、できれば使用する度にお掃除しておきたい箇所です。グリル皿や網の汚れは、取り外して、中性洗剤で洗えば容易に落とせます。グリルの庫内の汚れは、重層水をスプレーして、歯ブラシでこすれば容易に落とすことができます。(ただ、庫内に水をかけられないグリルもあるため、事前に使用説明書をご確認願います。)
それほど頻繁に掃除する必要はありませんが、月1回くらいのペースで掃除しておくと目詰まりを防止できて安心です。掃除方法は、目立つ汚れを布で拭き取った後、竹ぐしをバーナーの穴に差し込んで、中の汚れを取り除いておきましょう。
排気カバーの汚れは、取り外して中性洗剤で水洗いすると落としやすいです。排気口の汚れは、菜箸の先を布でくるんだものを差し込んでかき落とします。
ガスコンロの汚れは、付着後、すぐに取り除いておく、このことを徹底すれば、お掃除の手間を大幅に減らすことができます。ガスコントを毎回使用するたびに、汚れをチェックして、見つけた汚れはすぐに取り除いておく習慣を身に着けましょう。
ライター:sion
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