アレルギーを起こす原因の大半を占めているのが「ハウスダスト」。ダニは、そのハウスダストの中に含まれているホコリの一種。人間にとって快適だと感じるのは、20~30度の温度と60~80%の湿度だと言われています。しかし、この温度と湿度はダニが繁殖するには最適な環境なのです。
では、目に見えないダニを防止するには具体的に何をすれば良いのでしょうか?
■湿度を下げる
ダニは湿度が55%以下になると活動できなくなります。そこで、手っ取り早くダニを予防するには部屋の湿度を下げることです。湿度を下げるだけではなく、部屋をキレイに保つことも重要なポイント。
■換気をする
押入れやタンス、クローゼットなど閉め切った状態の場所は湿気やダニが繁殖しやすい環境です。天気が良い日には、ふすまや窓を開けて空気の入れ替えを行いましょう。
■エアコンをドライで稼働させる
押入れの中の湿気を気にして積極的にすのこなどを取り入れていても、閉め切った状態にしていると気付いたときにはジメジメに。換気しようと思ったら雨。そんな日でも、押入れやクローゼットの扉を開けてエアコンのドライ機能を使えば余分な湿気を取り除くことが出来ますよ。
■畳の部屋は要注意!
畳に含まれる湿度が高くなると、カビやダニが繁殖しやすい環境になってしまいます。そのまま、放っておくとカビ臭くなってきたりアレルギーを引き起こしたりする可能性も。
温度は冷暖房器具で簡単に調節できても、湿度の調節はなかなか難しいですよね。そんなときに便利なのが、吸湿性・消臭効果のある「炭」。炭が吸収してくれる水分の量は、炭の重さの10%と言われています。
部屋全体の湿度を調節するとなれば、キロ単位の炭が必要になりそうですよね。大量の炭を置くのはちょっと・・・という方は空き瓶などの容器に粉末状の重曹を入れ、部屋の隅に置いておくだけでもOKですよ♪
ジメジメとした部屋で過ごすのは、気分も下がってしまいますよね。ダニ・湿気対策は特別な物を使わずに出来ることばかりなので、ぜひ試してみてください。
清潔な部屋で快適な毎日を過ごしましょう♪
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