日本人にとってイタリアンといえば まずパスタを思い浮かべる方も多いかと思います。
最近ではフライパンひとつで作るワンポットパスタなども流行っていますが
時間があるときや パスタがメインの食卓の時などは
パスタを茹でてソースと和える基本的な作り方をお勧めします。
何気なく作っているパスタ料理も ちょことコツをおさえて
おいしさアップ!!
そんな茹で方 作り方のご紹介です。
おいしく作る段取りとしては まずパスタ用のお湯を沸かす→ソースを作り始める→
パスタを茹で始める→茹で上がったらソースを絡ませる となります。
もしソースがパスタを茹で上げるより前にできたら いったん火を止め
パスタが茹で上がる少し前にソースを温めなおします。
イタリアにはパスタを茹でるための鍋「パスタ・ロボ」というのがあります。
これは 深さがあり 中にざるのような穴の開いたコランダーと呼ばれるものがついていて
そのまま引き上げればパスタの湯切りができます。
これがないと茹でられない…いえいえ そんなことはありません~
おうちにある大きくて高さのある鍋を用意してください。
ちなみにロングパスタを茹でる場合は高さのあるもの
ショートパスタは広さがあるものが茹でやすいです。
2人分のロングパスタを茹でる場合は
水2ℓ 塩は15~16gが 我が家流です。
この量は飲んでみると お吸い物のような ちょうどよい塩味になります。
★よく塩分は水1ℓに対して 1% 10gといわれていますが少し少なめです
塩を加える理由は パスタにほんのり塩味を
つけるためで そうすることでソースと絡みやすくなるといわれています。
塩は沸騰してから加えますよ。
ロングパスタは束をつかんで鍋の中心に立てます。
パスタの一人分は 乾麺の状態で大体80g~100g位が基本です。
パッと離すとパスタが均等に散らばります。
お湯からはみ出しているパスタを菜箸やトングなどで沈めます。
大切なのは火加減。
パスタを入れて再度沸騰したら 弱火~中火の
あいだぐらいで 小さな泡がポコポコと上がり
パスタがゆっくりとお湯の中で泳ぐ状態が
ベストです。
茹で時間は標準茹で時間より1~2分早く
あげています。
ただパスタはラーメンのようにすぐのびることはないので慌てることはありません。
茹で上がったパスタは ざるにあげる方が多いかと思いますが ざるにあげずにロングパスタならトングなどで ショートパスタならストレーナなどですくいあげ直接ソースに入れるのをお勧めします。
パスタを引き上げたら 2~3回ふって軽く湯を切り
直接ソースへ。
きっちりと茹で汁を切るのではなく
多少茹で汁が絡まっている状態のほうが
ソースとの絡みがよいとされていて
なめらかに仕上がるといわれています。
びちゃびちゃはだめですが しっかりと
茹で汁を切る必要はないのです。
パスタとソースを混ぜるときは 慌てずにしっかりと全体を混ぜ合わせます。
この時ソースが絡みにくいときは ゆで汁を加えて
絡みをよくさせます。
ちなみにパルミジャーノなどのチーズを加えるときは
必ず火を止めてからにして チーズの風味を生かします。
器にパスタを盛りつける。
この時 器を温めるとおいしさが倍増します。
パスタの茹で汁を少し器に入れ温めます。
もちろんパスタを盛りつける前に捨てて
器の水気は切ってください。
菜の花とエビのスパゲッティ。
アンチョビとニンニクが味の決め手の
春らしい香りです。
こちらの詳しいレシピはまた別にのせたいと
思います。
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