比較的手軽に使える春の薬草といえばハーブがありますね。冬から春にかけてピークになる花粉症対策にはエキナセア、ペパーミント、マリーゴールド、ジャーマンカモミールなどもオススメです。
また環境の変化などからくるストレスや不安、疲労にはローズやジャスミン、セントジョーンズワートなどがいいですね^^
春の薬草には実はサクラや梅、桃なども含まれているんです。
サクラの葉にはクマリンというポリフェノールの一種があって、むくみの改善に医薬品としても使用されています。また樹皮は「桜皮(オウヒ)」と呼ばれ、鎮咳去痰剤、解熱、収斂剤の生薬として使われています。
梅は「梅干」の効能でよく知られていますが、「鳥梅(ウバイ)」と呼ばれる未熟果を藁を燃やした燻製にしたものを生薬として下痢、嘔吐、健胃、駆虫、止血などに使用されます。
桃は果実の核の中にある種子を、生薬の「桃仁」として血液の滞りを失くし、血の巡りを良くして月経不順や更年期障害などの改善に使われます開花前のつぼみを乾燥させた「白桃花」は、緩下剤として用い、桃の葉は去痰、鎮静、緩下などの作用があるので気管支炎に良いとされています♪
街並みの木々や花々が芽吹く春。
自然の恵みを上手に活用して春を快適に楽しく満喫しましょう!
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