お掃除の万能選手といえる重曹は、絨毯の掃除にも大活躍してもらえます。しかも、重曹を使ったお掃除術は、いたってシンプルです。手順は以下の通りです。
1.重曹を絨毯に振りかける
絨毯に重曹の粉を全体に振りかけます。分量は少量なら特に決まりはありませんが、かけすぎないように気をつけましょう。
2.ゴム手袋で絨毯をこする
手にゴム手袋をはめて、重層をかけた部分をこすって、重曹に絨毯の汚れを吸着させます。そのまましばらく放置します。放置する時間は長ければ長いほど効果がアップします。
3.掃除機をかける
掃除機をかけて重曹を吸い取っていきます。そのとき重曹に吸着された汚れも一緒に吸い込まれていきます。または、掃除機を使わずに、重曹で絨毯を拭き掃除する方法も有効です。
重曹水は、ぬるま湯100mlに重曹を小さじ1杯程度とかして、スプレー容器に入れれば完成です。あとは、絨毯に重曹水をスプレーした後、乾いた雑巾で逆毛になるように拭いていくだけでOKです。
掃除機をかける場合も、ただやみくもに掃除機をかけるのではなく、工夫して掃除機をかけることで、汚れの取りこぼしを最小限に抑えることができます。まずは、絨毯の毛を根元から起こすように、ゆっくりと滑らせるように掃除機を動かします。 毛の流れている向きに逆らって動かすと、毛足の間に入り込んだゴミもうまく取り除けます。
「コロコロ」と呼ばれる粘着テープを併用するとさらに効果的です。
-水溶性の汚れ
珈琲、墨汁などの水溶性の汚れは、シミになるので、ついたらすぐに取り除くことが重要です。その際はゴシゴシこすらずに、まずは、ティッシュや乾いた布で水分を取り除いたあと、薄めた台所用の洗剤に雑巾をつけて、汚れの中心をたたいた後に、拭き取っていきます。水拭きして洗剤分を落とし、仕上げに乾拭きをして完全に水気をなくします。
-油性の汚れ
方法は、水溶性の汚れと同じです。ただ、それでも汚れが落ちなかった場合は、乾いた布にベンジンをつけて、叩いて落とします。その後、薄めた台所用の洗剤に雑巾をつけて拭き取った後、水拭きして洗剤分を落とし、仕上げに乾拭きをしておきましょう。
-ガムのこびりつき汚れ
絨毯にガムがこびりついてしまった場合は、無理にはがすと絨毯を傷めることになるためNGです。氷などで冷やすと粘着力が弱まりはがしやすくなります。
いかがでしたか?今回ご紹介したお掃除術は、どれも簡単ですが抜群の効果が期待できるものばかりです。これを機に、ぜひ一度、お試しになっていただければと思います。
ライター:sion
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