一年中出回っていて日本の食卓でおなじみの人参ですが、じつは10月から12月の秋から冬にかけて旬を迎えます。旬の人参は甘味があっておいしく、栄養価も高いです。
人参は西洋系と東洋系の2種類に分けることができます。金時人参などの東洋系の人参もありますが、日本国内で一般的に流通しているのは西洋系の人参になります。
人参は、昔は子どもの苦手な野菜に挙げられることも多かったのですが、品種改良によって特有のにおいが和らげられて食べやすくなり、 最近では好きな野菜に挙げられるほどになりました。人参は生でも加熱しても食べることができて、和食や洋食、中華などのさまざまな料理やお菓子にも使える 便利な野菜です。明るい彩りも魅力的なので、付け合わせなどにも役立ちますね。
今回は、そんな人参のドレッシングを使ったサラダのレシピをご紹介します。サラダに映えるきれいなオレンジ色の正体はカロテンです。カロテンの中でも 人参に豊富に含まれるβカロテンは抗酸化作用があったり、体内でビタミンAとなって働いたり、健康はもちろん美容にも関わっています。 抗酸化作用によってシミや老化を防ぐ効果が期待できます。また、ビタミンAは肌の健康と関係があり、不足すると皮膚や粘膜の乾燥を引き起こしてしまいます。 寒い季節の乾燥肌対策にも人参の栄養素が役立ってくれるでしょう。
カロテンは脂溶性なので、油を組み合わせると吸収率が高まります。炒め物などの加熱調理だけでなく、ドレッシングに油を使うのも、吸収をよくするコツです。
サラダの具はお好みのものにアレンジできますが、鶏肉などタンパク質源となるものも一緒に摂れると肌のためによいです。 豚肉やエビ、イカなどの魚介、豆などもタンパク質が摂れておすすめです。 色々な食材と人参ドレッシングをあわせて、栄養たっぷりの一皿に仕上げてくださいね。
材料
(2人分)
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<ドレッシング>
:
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人参
:1/4本(30g)
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玉ねぎ
:1/8個(25g)
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オリーブオイル
:大さじ1
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白ワインビネガー
:大さじ1
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レモン汁
:大さじ1/2
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砂糖
:大さじ1/2
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塩
:小さじ1/4
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こしょう
:少々
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<サラダ>
:
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鶏胸肉
:1枚
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塩、こしょう
:少々
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油
:大さじ1/2
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ベビーリーフ
:1袋(20g)
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レタス
:小2枚(40g)
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ミニトマト
:3個
手順1
人参、玉ねぎはすりおろしてドレッシングの材料すべてをよく混ぜる。(全部合わせてミキサーにかけても作れます)
手順2
鶏肉は塩、こしょうをふり、熱したフライパンに油をひいて焼く。両面に焼き色がついて中まで火を通すまで焼く。厚みのある肉の場合、少し水を加えて蒸し焼きにしてもよいです。
手順3
2.の鶏肉を2cm角に切る。レタスをちぎり、水にさらす。ミニトマトは半分に切る。
手順4
鶏肉、レタス、ミニトマト、ベビーリーフをお皿に盛り、人参ドレッシングを和えて完成。
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