黒ニンニクは、ニンニクそのものを原材料として、白いにんにくを高温、高湿という一定の環境に3〜4週間置くことで、 熟成させてできたものです。
また、黒ニンニクは普通のニンニクとくらべて臭みが抑えられ、そのまま食べられるという特徴も!熟成すると糖度が増すため、おやつ代わりに摂取するという方もいらっしゃるようです。
ところで、みなさんは「活性酸素」や「抗酸化作用」という言葉をご存じでしょうか?
活性酸素とは、呼吸によって取り込まれた酸素の一部が変化したもので、私たちの身体のなかで常に産生されています。
また過度な運動やストレスなどで、活性酸素が過剰に産生されることで、動脈硬化やガンを引き起こす原因になるとされているほか、老化にも関係していると言われています。
一方の抗酸化作用とは、活性酸素の発生を抑制したり取り除いたりする力のことで、抗酸化作用が期待できる成分を抗酸化物質と呼びます。
さて、黒ニンニクの話に戻りましょう。
黒ニンニクに含まれる「S-アリルシステイン」は、抗酸化作用が期待できる成分として近年注目を集めており、生ニンニクを発酵熟成させる過程で生成・増加すると言われています。 また、同じく抗酸化作用が期待できる「ポリフェノール」も、生ニンニクを熟成発酵する過程で増加するとされています。
活性酸素が増える要因に心当たりがある方は、S-アリルシステインやポリフェノールなどの抗酸化物質を含む黒ニンニクを取り入れてみてはいかがでしょう。
ちなみに、この黒ニンニクはニンニクを熟成させることで作られるため、自宅でも作ることができます。 炊飯器の保温機能を使って作るレシピなどもあるようですので、検索してみるといいかもしれません。
ただし、作りはじめは炊飯器からニンニクのニオイがしたり、2週間以上、継続して炊飯器で温めたりしなければならないため、作るのが面倒という方はサプリメントがおすすめです。
【美容ライター】 富永ゆう
キレイになれる情報を求めて日々情報収集を行い、そのネタを美容コラムとして発信中。併せて、30代になってから結婚した経験をもとに、恋愛に関する体験談も執筆している。
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