新居にぴったりの家具を選ぶポイントとは?

新居にぴったりの家具を選ぶポイントとは?
投稿日: 2017年10月24日 更新日: 2017年10月24日
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前回は家具選びを相談する流れと、店頭で家具を選ぶメリットについて伺いました。今回は実践編です!「自分のセンスに自信がない」「家具のサイズ感が掴めない」そんな場合は、どうやって家具を選べばいいのでしょうか。株式会社島忠の皆さんと実際に店内を歩き、人気の家具をご紹介していただきました。

家族それぞれの好みやライフスタイルに合わせて選ぶ

家族それぞれの好みやライフスタイルに合わせて選ぶ

――新居に合わせて家具を購入するのは楽しい反面、決断できずお困りの方も多いと思います。効率的な探し方やチェックポイントがあれば教えてください。

まずは、家の中で主役となる家具を決めていただき、その家具に合うものを私たちがご提案することが多いですね。店内の商品を把握していますので、核となる家具にマッチする商品をすぐにご案内できます。

また、こだわるポイントを明確にすることが大切です。例えば、男性は“スペック”にこだわる方が多く、組み合わせパターンが多く機能が充実した家具に惹かれる傾向にあります。

女性は“デザイン”と“実用性”を求める方が多く、お手入れがしやすい商品が人気です。例えば、ソファでしたらカバーができるタイプが好まれます。ご家族の中でもそれぞれに生活習慣も好みも異なりますので、どのように家具を使いたいか、イメージしながら見て、触れていただくことが重要です。

リビングの主役、ソファはロータイプが人気

リビングの主役、ソファはロータイプが人気

――まずはソファの選び方から教えてください。

お住まいの環境や家族構成でお薦めする商品は変わります。部屋の広さによって最適なサイズが変わりますし、小さなお子様がいるご家庭でしたら、ソファはカバーを外して洗えるタイプが良いでしょう。

DINKSやシニア世代でしたら、使うごとに味わいの増す本革の製品を選んでみてはいかがでしょうか。40~50代の、お子様が独立してセカンドライフを始める世代には、カリモクの商品が人気。島忠とカリモクの共同開発商品を目当てに来店されるお客様も多数いらっしゃいます。中でもブルックスは大変人気がありますね。

また、「ダイニング越しにテレビを見たい」という方が多いので、背もたれが低めのソファがよく売れています。

LDセットや変形テーブル、住宅事情を反映したダイニングテーブル

LDセットや変形テーブル、住宅事情を反映したダイニングテーブル

――ダイニングテーブルに関してはいかがですか?

リビングダイニングの限られたスペースを有効に活用したいご家庭にお薦めしたいのが、ダイニングセットとソファを兼用するLDセット。スペースだけでなく、コストも抑えることができます。「リビングダイニングの傍らに子どもを遊ばせる場所を設けたい、でも余分なスペースはない」というご家庭で支持されています。

また、変形テーブルも最近、注目を集めています。個性的なデザインに加え、壁に寄せたり、一面にベンチを配置したり、工夫次第で様々な使い方ができます。

――ダイニングテーブルは木製の商品を選ぶ方も多いと思いますが、小さなお子様がいると、傷が付いたり、汚れやすかったりと心配ですね。

天板の上に透明なテーブルマットを敷くと良いでしょう。当社で取り扱っている商品は特殊染料を用いているため透明度が高く、家具の雰囲気を損ないません。表と裏で質感が異なり、間に紙などを挟んでもインクが滲みる心配もありません。商品によっては、熱や傷に弱く、テーブルを傷つける恐れがありますので、注意して選びましょう。

戸建て・マンション問わず人気の壁面収納

戸建て・マンション問わず人気の壁面収納

――都市部の住宅では、収納スペースの確保が大きな課題です。お薦めの家具はありますか?

壁面収納を設置することで、家具を壁一面にまとめて床面積を最大限に活かせます。もちろん、収納力も抜群です。また、壁面収納には突っ張り棒の役割を果たす「上置き」が付いていますので、地震の際に転倒の心配がありません。当店でも数多くの壁面収納を扱っておりますが、テレビボードとサイドボードが一体となったタイプが特に人気です。

目指すはホテルライクな寝心地? ベッドはマットレスを重視

目指すはホテルライクな寝心地? ベッドはマットレスを重視

――リビングダイニングの家具を選んだら、次は寝室です。たくさんのベッドが並んでいますが、人気の傾向を教えてください。

マットレスは、様々なホテルでも導入されているブランドのマットレスが大変人気です。よく「ベッドフレームとマットレスを別々のメーカーで購入してもよいのか」と質問をいただくのですが、もちろん問題ありません。ご予算に合わせて、フレームはリーズナブルなものを選び、マットレスは寝心地にこだわって選ぶ方がたくさんいらっしゃいます。また、マットレスに合わせて枕にもこだわることが、安眠の秘訣です。当店には、ピローアドバイザーやスリープアドバイザーが常駐しておりますので、是非相談していただきたいですね。

既製品とオーダー品から選べるカーテン

既製品とオーダー品から選べるカーテン

――最後は、カーテンを選ぶポイントを教えてください。

室内で大きな面積を占めているカーテンは、部屋の雰囲気を決める重要なアイテムです。また、西日が気になる場所には遮熱機能があるレースカーテンや遮光カーテンを選ぶなど、ちょっとした工夫で住み心地を高めることができます。

カーテンのサイズは、横幅と丈の長さを測って決定します。窓枠のサイズを測ってしまいがちなのですが、レールボックスの有無やカーテンレールの位置によって必要なサイズが変わります。リングに掛けた時の長さを測るようにしてください。ソケットの写真を撮ってお持ちいただければ、最適なカーテンをご提案できます。

あとは、インテリアやお好みに合わせて色や柄を選ぶだけ。既製品とオーダー商品がありますが、リビングダイニングにはオーダー品を、子ども部屋には安価な既製品を選び、お子様が成長したらお好きな柄を選んでいただくのも一つの方法です。小さな窓にはロールスクリーンを設置しても良いでしょう。また、当店のほぼすべてのカーテン生地で、お揃いのクッションカバーを作ることができます。是非、トータルコーディネートを楽しんで下さいね。

執筆者プロフィール

斎藤若菜 住宅ライター
ラジオパーソナリティを経てフリーライターに。住宅・インテリア・不動産分野を中心として、介護・グルメ・トラベルなどのジャンルでも執筆。リフォームや注文住宅関連の住宅情報誌をはじめ、雑誌、書籍、新聞、インターネットなどのさまざまな媒体で取材・執筆を手掛けている。ARUHIマガジンでは、「住宅購入者ストーリー」などを担当中。

【参照記事】https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-1254/


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