私は、伊勢神宮が徒歩圏内の実家で生まれ育ちました。結婚後も、子どもを授かるまで暮らし続けましたが、住み心地は良かったですね。今でも週に1~2回は通っているほどです(笑)。
実家に居続けることもできましたし、子育てをするのに十分な広さもありましたが、親から「一度くらい外で暮らす経験をすべき」と助言をもらいました。実家のすぐ横に田んぼとして使われていた所有地があり、ここに家を建てることに。私は長男で、親もこれから歳をとってきますので、将来は実家へ戻ることになると思います。一生涯住み続ける家というよりも「今後10年くらい住んだ後、貸家として利用できれば」という前提で、家を建てることに決めました。
【写真】天井には、サーフボードをディスプレイしている。「昔使っていた、お気に入りのデザインの板を飾っています」
施工会社は、妻が以前働いていた工務店に決定。割引をして貰えることもあり、特に他社は比較検討しませんでした。
家づくりの要望としては、私がサーフィンを趣味にしているもので、南国にある海の家を思わせるような空間を希望しました。子ども部屋が2つと夫婦の寝室が欲しかったので間取りは3LDKに。ウォークインクロゼットや、開放感がある家にしたかったので吹き抜けもリクエストしました。
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海の家をイメージして「梁をあらわしにして欲しい」とオーダーした吹き抜け。「天窓も設置したので、日中はとても明るく暖かいですね。ただ、シーリングファンや梁の上部にホコリが溜まり、年に1~2回掃除をする時は少し大変です」
住宅ローンに関しては、施工会社がお薦めする地元の労働金庫で借り入れを行いました。審査は無事に通りましたが、後になって「スマートフォンを分割払いしていたことがネックになっていたこと」と聞いて驚きました。施工会社が話を付けてくれたそうで、結局は残債の一括返済なども必要ありませんでしたね。
現在、0.2~0.3%の低金利で借りていますが、更なる好条件があれば借り換えも検討したいです。できるだけ早く完済したいので、ボーナスを貯めて繰り上げ返済に回したい気持ちもあるのですが、今は子育てにお金が出ていく一方です(苦笑)。
【写真】親子3人ではいってもゆとりある広さの浴室。「私が最後に入るので、お風呂掃除も担当しています。カビが生えづらく、掃除がとてもラクで気に入っています」
住宅購入を決めた時期は、妻が妊娠中。私の給料だけで生活をして、住宅ローンを返済するのは正直大変でした。特に、息子が生まれてからはオムツ代など生活費が跳ね上がり、貯金を切り崩す生活でした。去年の春から妻がパートで働いてくれるようになり、今はとても助かっています。
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リビングには、施工会社のお薦めに従って稲妻階段を設置。レンガを貼った壁とともに、空間のアクセントになっている。
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