「洗ったはずの洗濯物がにおったり、黒カビが付着していた経験はありませんか?」という問いに対して、8割近くの人が「ある」と回答。また、においやカビに気づいた際に「洗濯しなおす」と答えた人も過半数存在した。一方で、「見てみぬふりをする」「がまんする」と答えた人もそれぞれ25%前後となり、洗濯の二度手間は避けたいという心境もうかがえる結果となった。
においの発生源の一因は黒カビと言われている。この“におい・黒カビ対策”のために専用の薬剤を使った大がかりな洗濯槽クリーニングをしている人は全体の約7割。そのうち35%の人が2ヵ月以内の頻度で洗濯槽クリーニングを実施していた。
洗濯槽クリーニングに関する複数選択式のアンケート調査では、3割強の人が「時間がかかる」「水がもったいない」を選択。また、「においが軽減した」という効果を実感している人が26%に留まったのに対し、「見えない裏側がきれいになったかよくわからない」と感じている人が56%となり、時間や手間がかかる割に、効果を感じている人が少ないことが分かった。フリーアンサーでは、「洗濯槽を洗浄しても、抗菌と謳われた洗剤を使用しても、タオルや衣類にカビが生えることがあり、それがなぜ起こるのか原因がわからないので対策できなくて困っています」「洗濯槽クリーニングした後の方が、黒カビが浮いてしばらく洗濯物に付いたりして洗い直したり大変」といった意見もあがった。
洗濯機を分解しない限り洗濯槽の裏側は見えないため、洗濯槽クリーニングの効果が実感できない人も多いことが推測される。しかし、洗濯槽に発生する黒カビが原因と言われている「におい」は洗濯槽クリーニングの効果があるかないかを測る、分かりやすいサインとも考えられる。そのような部屋干しのにおい対策として、フェリシモではホタテの貝殻から生まれた洗濯槽ナチュラルクリーナーを販売している。
※出典:「フェリシモ モノコトづくりラボ」調べ
【引用元記事】https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-1105/
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