調理した食事や用意した食材で、自身や家族が食中毒(お腹をこわすなど)を経験したことがあるかたずねたところ、約5%が「ある」、約15%が「あるかも知れない」と回答。フリーアンサーでは、鶏肉を切った後のまな板でうっかり豆腐を切り、冷奴として食べてしまった経験や、生肉を触った手でサラダ用のレタスを触る危険性を医師に指摘されたという声も。些細なことが原因で、自宅のキッチンでも食中毒が発生する可能性があることを再認識する結果となった。
続いて、衛生面で気を付けて実践していることを調査。「買ってきた食材は、すぐに冷蔵庫・冷凍庫へ入れる」「こまめに手を洗う」「肉・魚などの食品は充分に火を通す」といった基本的な3項目が上位に入り、続いて「食材(特に肉・魚)ごとにまな板や包丁を洗う」、「シンクや排水口にゴミをためない」がランクイン。これらの内容は「気をつけたいが実践するのはなかなか難しい」といった声も聞かれた。
キッチンの衛生管理に対する自信への評価は「しっかりできている」「できている」と回答した人が3割にとどまった一方、「あまりできていない」「まったくできていない」人が25%、「どちらでもない」人が45%と、自信がない人が7割を占め、衛生管理に不安が残る結果に。専業主婦・有職者で大きな差はなく、フリーアンサーでは「除菌しすぎる体に良くないと言われる」など、実母・義母との衛生観念の違いにとまどったというコメントも多く見られた。
特に気をつけたいツールや場所についてたずねると食中毒に関わるアイテムの代表格「まな板」が1位に。「スポンジ」「包丁」「ふきん」といった食品や食器に近い項目が上位に続き、衛生面に敏感になっている様子がうかがえた。
【引用元記事】https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-1115/
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