水災に関して心配な事は何かという質問に対して、74.5%にあたる447名が、「台風・暴風雨・豪雨による浸水」が心配と回答しており、次いで「地震・噴火による津波」「土砂崩れ」と続いた。その他に、河川の決壊による浸水、道路の冠水などが挙がった。
加入している火災保険に水災の補償をつけている人は15.5%(93名)、火災保険に水災の補償をつけていない人の方が24.3%(146名)と多いことが分かった。
水災の補償に加入していない理由に対する質問には、「水災の心配がないエリアだから」が最も多く41.1%。次いで「水災があっても自宅への被害は心配ないから」(マンションの上層階など)が21.2%の順となり、15.1%が「水災の補償を知らなかったから」と回答しており、火災保険でカバーできる補償について正しく認知されていない事が分かった。
水に関する被害について、火災保険の中の水災補償で支払いに該当するのはどれだと思うかを聞いてみたところ、「地震保険」や「水濡れ」の特約に該当するなど、「水災補償」の対象外である損害であるほど正答率が高かった。
また、高潮・土砂崩れ・雪解け水による洪水など、「水災補償」の対象である損害は正答率が低い傾向にあることが分かった。
せっかく加入していても、自身の契約で保険金が支払われるケースを把握していないと保険金の請求手続きをすることができないため、何が「万が一」に該当するのか定期的に確認し、自身の認識とのズレがないか等をチェックすることが必要とのこと。
【調査方法】
サンプル数 : 男女600名(男性300名、女性300名)
年 齢 : 20歳~60歳
調査方法 : Webアンケート
調査期間 : 2017年5月23日~26日
【引用元記事】https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-1024/
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