嫌な臭いを寄せ付けず、快適に部屋干しをするための3つのコツをご紹介します!
洗濯物は濡れたままにしておくと、臭いが発生するもとになります。なので、できるだけ早く乾かすことが大切。濡れた洗濯物を早く乾かすために、3つのコツを覚えておきましょう。
閉め切った室内は空気の流れがほとんどないため、洗濯物が乾きにくく、どんどん臭いが発生します。風通しを良くするために、窓は2カ所以上開けておきましょう。窓を開けられない場合は、換気扇を回しておくか、扇風機やサーキュレーターの風が直接洗濯物に当たるようにしておくとよいでしょう。
室内で洗濯物を干すと、室内の湿度が上がり生乾きの原因になります。
室内の湿度を上げないコツとして、除湿機を利用することもおすすめです。お風呂場に洗濯物を干し、換気扇を回しながら除湿機を利用すると、乾きがぐっと早くなります。
洗濯後は、干す前に2~3分回転式乾燥機にかけてあげると乾きが早くなります。
一気に洗濯物を乾かすという人も多いと思いますが、シワの原因やお洋服の縮み、変形の可能性もあるのでおすすめできません。
洗濯物と洗濯物が密着していると、乾くのに時間がかかり、部屋干し特有の臭いの原因になります。なので、できるだけ衣類の間隔を空けて干すのがコツ。 ジーパンやパーカーなど、なかなか乾きにくい衣類はポイントを抑えて干しましょう。
特にポケットの部分が乾きにくいので、裏返して干すのがおすすめです。ピンチハンガーを利用して筒状に干しましょう。
フード部分は布が重なっているため、乾くのに時間がかかり臭いも気になります。パーカー専用ハンガーも市販されています。
写真のようにワイヤーハンガーを変形させると、フード部分にぴったりおさまるので早く乾きます。
バスタオルは二つ折りにして干すと風通しがわるくなるため、イヤなにおいの発生にもつながります。バスタオルはピンチハンガーを使って縦のじゃばら状にして干しましょう。
宅配ネットクリ−ニング「リネット」のクリーニング師。大学卒業後、クリーニング会社に就職、独学でクリーニングの研究を続け、0から叩き上げで工場長に就任。2014年に、12年を超える豊富なクリーニング現場経験から、宅配ネットクリーニング「リネット」を運営するホワイトプラスにスカウトされ、同社品質責任者に就任。現在はリネット専門工場の品質向上のため、厳しい指導にあたる。
部屋干しすれば、天候に左右されず洗濯でき、花粉やほこりで洗濯物を汚すことなく、衣服の色あせを防ぐことができます。部屋干しもコツさえ覚えれば、外干しで干したときとほぼ同じように嫌な臭いを気にせずに、洗濯物を乾かすことができるんです。これまで外干し派だった方にも、部屋干しにはメリットがたくさんあるということをわかっていただけたはず。ぜひお試しください。
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