中高年男性100人に調査したところ、「冠婚葬祭」に次いで「住宅関係」「仕事関係」といった人が多い結果となりました。
【冠婚葬祭】
・葬式:結婚式や子供の誕生などの大きいライフイベントもありますが、葬式については、お通夜、告別式、納骨、49日、新盆、1周忌と親戚を集めての行事が多く、準備も大変でした。(50代/男性/自営業(個人事業主))
・離婚:2度の離婚と3度の結婚を経験しましたが、最初の離婚が最大でした。精も根も尽き果てるとはこのことかと感じました。(40代/男性/会社役員)
・離婚:10年間の結婚生活を経て2人の子供を授かったのち、独身生活に戻ったこと。(50代/男性/無職)
・結婚:娘の結納です。家中の畳みの取り替え及び襖の張り替えが大変でした。8年以上待ちに待った子供のめでたい日と頑張りました。(60代/男性/会社員)
・結婚:「息子の結婚」あんなに幼かった息子が、嫁を貰うような大人になったんだなと感激しました。結婚式では涙が出ました。(60代/男性/会社役員)
【住宅・仕事関係】
・住宅購入:土地を購入し、妻と二人、設計からこだわって建てた注文住宅に入居したこと。ローンは7年かからず完済できた。(40代/男性/会社員)
・住宅購入:それまで住んでいた都会を離れて、最寄駅までバスで1時間も掛かる田舎に家を買いました。勤務先も変えて、スローライフを始めたことです。(50代/男性/会社員)
・住宅購入:定年後の田舎暮らしを見据え、思い切って土地を取得し、住宅の建設を始めたことです。現在建築中です。場合によっては定年前に、移住しようかとも考えています。(50代/男性/会社員)
・転職:父親の介護のために、転職したことが一番大きなイベントだったと言えます。(50代/男性/自由業・フリーランス)
・定年退職:大学を卒業して途中辞めたいと思うときも何度かあった。月並みだけど家族の為自分の為勤め上げた。(60代/男性/無職)
人生の節目として「冠婚葬祭」がありますが、特に、人生の最終章「お葬式」は避けて通れないものでしょう。
お通夜から始まる一連の儀式は精神的に負担になることもあるのではないでしょうか。
慶事には、自分や子どもの結婚が挙げられました。中には、複数回の結婚・離婚で相当なエネルギーを費やした体験も見て取れます。
住宅の購入も人生を大きく左右する決断が必要かもしれません。
こだわりの実現だけでなく、勤務先を変えるほど情熱を注いだエピソードが寄せられていますね。
高齢者社会が進む時代にあって、親の介護のために転職する人も増えるかもしれません。
このように、熟年世代男性にはさまざまな体験があることがわかる結果となりました。
アンケートの結果について「冠婚葬祭」「住宅関係」「仕事関係」に大別して、あえて順位をつけましたが、回答者数には大差がないことが大きな特徴でした。
回答の中には学生時代の思い出を挙げる人もいました。
人生は長く何が起こるかわかりませんが、エピソードにはその人ならではの“貴重な歴史”をうかがうことができました。
■調査地域:全国
■調査対象: 40~60歳の男性
■調査期間:2016年7月07日~2016年8月12日
■有効回答数:100サンプル
【引用元記事】
https://magazine.aruhi-corp.co.jp/00000362/
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます