パンの製法の1つで、主にフランスパンを作る時に使われる製法です。
先に粉と水分だけを混ぜ合わせて、30分ほど生地を休ませます。こうすることで自然とグルテンが繋がります。
手で捏ねたり成形したりするのが難しい高加水のパン作りで利用される方法です。
粉は強力粉、薄力粉、中力粉などなど、レシピにある粉全てを指します。
水分は水、牛乳、豆乳を使用するものがほとんどですよね。
この材料をボールに入れてぐるぐるかき混ぜます。
お箸やゴムベラでぐるぐる
このくらいで手に変えます
手で軽く捏ねて粉を馴染ませます。
高加水パンでない限り、普通にかき混ぜると水分量が少し少なく感じると思います。
粉っぽさが気になると思いますが、2〜3分コネコネすると馴染んできます。
この状態でラップを被せて、30分放置します。
生地と他の材料をHBに投入してスイッチ!
お使いの機種によって若干の差はあるようですが、我が家の10年選手HBでも驚くほどキレイにグルテンの膜ができます(≧∇≦*)
理想的なグルテンの膜
指が透けて見えるくらいの膜が形成出来れば完成です!
一次発酵前の生地です
一次発酵が終了!フィンガーテストもバッチリ♡
※フィンガーテストとは
人差し指に強力粉をつけて、生地の中央を第二関節まで押し込みます。指を抜いた時に生地が
戻らず穴が空いた状態を維持すれば発酵完了です!
穴がすぐに押し戻されて塞がれば発酵不足、生地全体の空気が抜けたように萎むと過発酵です。
グルテンの膜がしっかりできたら、そのままHBでも山型食パンにするのも良し!
HBから取り出して、他のパンにするのも良し!
グルテンがしっかり繋がると、同じレシピの生地なのに今までより扱いやすい生地になります(〃▽〃)
角食パン
ちょっとカクカクですが(笑)
うさぎクリームパン
成形下手くそですいません(^^;
混ぜて30分放置するだけで本当に別物のような生地になります(*^^*)
ぜひ試してみてくださいね!
ただし、ベーグルなど捏ね時間が短いパン(強固なグルテンをあえて作らないパン)には不向きな方法なので、作るパンによって使い分けてくださいね( *´︶`*)
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます