意外と落ちない・・・手ごわいペンのシミを簡単に落とす洗濯術

意外と落ちない・・・手ごわいペンのシミを簡単に落とす洗濯術
投稿日: 2017年4月10日 更新日: 2018年3月30日
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ペンのシミってなかなか落ちないですよね。市販のシミ抜き剤をつけてゴシゴシこすったり、漂白剤の原液に長時間つけたり…。自宅でペンのシミを簡単に落とす方法から、シミ抜きについて知っておいた方がいい豆知識まで、ペンのシミを洗濯で落とす方法をご紹介します。


<ペンのシミ、洗濯で落とすには>まずインクの種類を判断

<ペンのシミ、洗濯で落とすには>まずインクの種類を判断

ペンのインクには油性、水性、不溶性の3種類があります。シミ抜きの難易度は、油性、水性、不溶性の順に上がっていきます。

<ペンのシミの洗濯>油性インクのシミを抜く方法

<ペンのシミの洗濯>油性インクのシミを抜く方法

【用意するもの】
・消毒用エタノール
・白布2枚

【手順】
1、シミの部分に白布をぴったりくっつけます
2、シミの裏側からエタノールを少しずつたらし、2枚目の白布で叩いてインクを上下の布に色を移します
3、一通り色を移し終わったら水洗いして完了です

<ペンのシミの洗濯>水性インクのシミを抜く方法

<ペンのシミの洗濯>水性インクのシミを抜く方法

【用意するもの】
・中性洗剤(台所用洗剤など)
・酸素系漂白剤
・ぬるま湯

【手順】
1、中性洗剤をシミ抜きする箇所につけ、「もみ洗い→ぬるま湯すすぎ」を繰り返します
2、「これ以上は薄くならない」と判断したら、薄めた漂白剤にしばらく浸け置きします
3、水洗いして完了です

<ペンのシミの洗濯>不溶性インクのシミは専門店へ!

<ペンのシミの洗濯>不溶性インクのシミは専門店へ!

「ゲルインク」を使ったボールペンは、水にも油にも溶けない不溶性。これでついたシミは、エタノールや中性洗剤ではびくともしません。専門店にお願いすることをおすすめします。

ただし、ゲルインクは普通のクリーニング店では落とせないこともあるようなので、シミ抜きに定評のある専門店を探す必要がある場合も…

<ペンのシミの洗濯>注意点は6つ!

<ペンのシミの洗濯>注意点は6つ!

1、色柄物は色落ちテストを忘れずに。

2、酸素系漂白剤は必ず薄める。原液は強酸性なので色柄物は色落ち、白い生地は黄ばみのリスクがあります。

3、水洗いできない生地は手順6.ができないので専門店へ。

4、インクの種類がわからない場合、方法を間違えるとシミが広がったり生地にダメージが残ることがあります。

5、市販のシミ抜き剤は油性成分を落とす効果が強いので輪ジミができてしまうことも。

6、着物、皮革製品やダウンジャケットなどは、上記方法でのシミ抜きは厳禁。

おわりに

普段使うのは落としやすい油性ペンか。ポケットにペン先むき出しの状態で挿してないか。子どもの手の届く場所にペンを置いていないか。そんなちょっとした注意でペンのシミを防ぐことができます。シミ抜き方法とともに押さえておきましょう。

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コツ・ポイント

出典元:東京ガス「ウチコト」
http://tg-uchi.jp/topics/930


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