「街を歩いても、地震直撃で圧死している猫の死体は見なかった。(建物の間に挟まれてけがをしている猫はいましたが。)」
猫はとても敏感な生き物。地震が来る直前に大慌てで隠れ場所を探す猫は本当に多かったとか。猫は人間よりも早く逃げる、と言うことを覚えておくといいかも知れません。
パトカー、救急車、いつもと違う人々の大声…。猫は環境の変化が大嫌い。猫は何かに驚いてパニックになった場合、飼い主がすぐそばで呼んでいても、猫は決して出て行こうとはしないと言います。
「猫を探すときに大声で、必死な声で呼びかけるのはNG。飼い主は普段呼んでいるような普通の声で呼ばないと猫はビビって出て来ない。」
と言うコメントもありました。
「震災の時は動物病院はかなり混雑する。でもいつもかかりつけの病院があると、先生も相談に乗ってくれる。料金は震災当時は無料、もしくは半額にしてくれた。」
年に1回の予防接種だけでも、かかりつけの病院を持っていると万が一の時も安心できますよね。
「震災1年後に猫が癌になった。ずっとストレスが消えなかったので、それが原因かも」
このコメントの他にも、震災後にしばらくストレスで猫の行動が不安定だったと言うコメントは多数ありました。
「震災直後、しばらく家に帰れませんでした。ようやく家に戻ったときに倒壊した家の中でうずくまっていた猫を見つけ、避難所に連れて帰りましたが、ストレスで食欲が0。ひたすら声をかけてスキンシップをとりました。ようやく普段通りに甘えられるようになるのにはしばらくかかりました。」
猫も人もストレスから食欲不振になりがちです。落ち着かせるにはスキンシップが有効なようです。
いかがですか。災害時は人間もかなり過酷な状況になることもあるでしょう。人命が優先されるのは当然ですが、ペットの命も忘れない、なるべく早く一緒に暮らせる努力をすることが、ペットにも飼い主にも最良の方法なのではないでしょうか。
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