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震災時は家全体がケージになる…災害時、パニックになった猫の行動とは

震災時は家全体がケージになる…災害時、パニックになった猫の行動とは
投稿日: 2017年2月27日 更新日: 2017年3月6日
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猫に関する面白い記事を更新していきます♪思わず誰かに教えたくなる情報...
地震大国ニッポン。あなたは震災対策を考えていますか?

猫の震災対策といえば、

・ケージに入るのを慣れさせておく
・フードは1週間分は用意する
・迷子になった時のために、猫の写真を用意しておく

この3つは基本です。しかし、実際に震災になった時、猫は飼い主の言うことを聞いてくれるでしょうか?

「パニックになった猫をケージに入れるなんてとても無理。人よりも先に地震を察知して逃げるので、連れて逃げるなんて不可能。しかし猫は家が倒壊しても必ず家に戻ってきた。家全体がケージとして機能した。」

これは実際に阪神淡路大震災で被災した猫の飼い主さんのコメントです。いつどこで起きるか全くわからない大地震。しかし南海トラフ地震は、かなり高い確率で今後30年の間に起こると予想されていますよね。

震災でパニックになった時。猫はこんなことをした、猫の状況はこうだった、と言う経験者のリアルなコメントを集めてみました。

■猫は人間よりも早く逃げる


「街を歩いても、地震直撃で圧死している猫の死体は見なかった。(建物の間に挟まれてけがをしている猫はいましたが。)」

猫はとても敏感な生き物。地震が来る直前に大慌てで隠れ場所を探す猫は本当に多かったとか。猫は人間よりも早く逃げる、と言うことを覚えておくといいかも知れません。

■猫を呼ぶ時は「普通の声」で

■猫を呼ぶ時は「普通の声」で


パトカー、救急車、いつもと違う人々の大声…。猫は環境の変化が大嫌い。猫は何かに驚いてパニックになった場合、飼い主がすぐそばで呼んでいても、猫は決して出て行こうとはしないと言います。

「猫を探すときに大声で、必死な声で呼びかけるのはNG。飼い主は普段呼んでいるような普通の声で呼ばないと猫はビビって出て来ない。」

と言うコメントもありました。

■獣医との付き合いは日頃が肝心



「震災の時は動物病院はかなり混雑する。でもいつもかかりつけの病院があると、先生も相談に乗ってくれる。料金は震災当時は無料、もしくは半額にしてくれた。」

年に1回の予防接種だけでも、かかりつけの病院を持っていると万が一の時も安心できますよね。

■ストレスから病気に


「震災1年後に猫が癌になった。ずっとストレスが消えなかったので、それが原因かも」

このコメントの他にも、震災後にしばらくストレスで猫の行動が不安定だったと言うコメントは多数ありました。

■ひたすらスキンシップ



「震災直後、しばらく家に帰れませんでした。ようやく家に戻ったときに倒壊した家の中でうずくまっていた猫を見つけ、避難所に連れて帰りましたが、ストレスで食欲が0。ひたすら声をかけてスキンシップをとりました。ようやく普段通りに甘えられるようになるのにはしばらくかかりました。」

猫も人もストレスから食欲不振になりがちです。落ち着かせるにはスキンシップが有効なようです。

いかがですか。災害時は人間もかなり過酷な状況になることもあるでしょう。人命が優先されるのは当然ですが、ペットの命も忘れない、なるべく早く一緒に暮らせる努力をすることが、ペットにも飼い主にも最良の方法なのではないでしょうか。


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