春のジャガイモを育てよう♪品種いろいろ☆お得で楽しいジャガイモ栽培

春のジャガイモを育てよう♪品種いろいろ☆お得で楽しいジャガイモ栽培
投稿日: 2017年2月8日 更新日: 2017年3月6日
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植物が大好きで♪育てたりアレンジしたり☆多肉植物ではリースや寄せ植え...
写真のジャガイモは昨年の春に栽培・収穫した【シャドークィーン】という皮も中も紫色のジャガイモで写真左下は蒸したもの、右下は蒸したものにマヨネーズ+ヨーグルト・塩コショウ少々のソースで和えたものです。加熱後も紫色を保つのでサラダやスープ、洋菓子、和菓子・・様々なお料理を華やかにしてくれます(^^♪☆

この紫色の色素は強力な抗酸化作用のあるポリフェノールの一種、【アントシアニン】です。【強力な抗酸化力】という嬉しいワードに美と健康を両立させたい、アンチエイジングが大好物な皆さまの中にはお目目がキラッとされた方もいらっしゃる?かもしれません。きれいなお料理をおいしく食べて健康に役立てる、そしてご自身で育てて収穫すれば育てる楽しさもプラスです♪☆

でも!(^^)!ジャガイモを育てることでお得なことはそれだけではありません。
以下は【私が考えるジャガイモ栽培のお得ポイント7つ】です(*^_^*)

① 順調に生育した場合、種イモの10倍以上の量を収穫できて、節約になります☆ 

② 栽培が簡単で畑以外にプランター栽培、袋での栽培もできます♪

③ 約3ヶ月という短い栽培期間で収穫できます。

④ 約半年ほど、長期保存ができます。

⑤ 子供からお年寄りまで収穫が楽しめます。子供にとっては食育にもなり、収穫時に深く掘る作業や特別力の要る作業もないので、ご家族やご友人、多くの方々と無理なく楽しむことができます。

⑥ ジャガイモに限らず、その植物のについて育てることをきっかけに深く知ることができます。毒にも薬にもなる食べ物、特に有毒植物、天然毒素などの情報を得て安全であり続けることはご自身ご家族、周囲の大切な方々を守るためにとても大切なことです。

⑦ お店ではあまり多くの食用のジャガイモの品種を見かけることはないと思いますが、栽培用の種イモは珍しい様々な品種がホームセンターや通信販売などでも販売されているので好みのものを選んで楽しむことができます。我が家は毎年、家族、友人と相談して品種を選んでいますがそれもまたとても楽しいイベントのようになっています♪☆
【私が考えるジャガイモ栽培のお得ポイント7つ】は以上です。



色や形の他、例えば皮も中も赤い品種、芽が浅く皮を剥きやすい、甘味が強い、シットリした食感、煮崩れしにくく煮物などに向く・・などの特性もご確認の上で種イモを選べば、育てる楽しみだけでなくお料理の幅も広がるのではないかと思います(^。^)y-.。o○

よろしければ【ジャガイモ】【種イモ】【品種】などのキーワードで検索してみてくださいませ♪カラフルで様々な特性の品種がいろいろ見つかり、ご覧になるだけでもお楽しみいただけるのではないかと思います(^o^)

関東では大体2月下旬~3月中旬に植えつけですが、植えつけ前の浴光育芽の作業が3~4週間必要です。今ならまだ間に合う、ジャガイモを育ててみよう♪という方はそろそろ種イモを選んで用意しておきたい時期です(*^_^*)千葉県の我が家では、毎年3月1日に植えつけができるように準備をしています♪美味しい楽しい収穫が今から待ち遠しいです☆♪☆






材料 (ジャガイモの種イモ)

  • (収穫したい量の10分の1の重さ) :畑またはコンテナ栽培
  • コンテナ栽培の場合 :10号より大きな鉢
  • 肥料や土の袋 :大型コンテナ
  • (深さ20cm以上) :土、肥料など

浴光育芽

浴光育芽

浴光育芽中のジャガイモの芽です。
浴光育芽は種イモを植えつける前の3~4週間で行う作業で、元気な芽を均等に育てるための作業です。光に当てて芽を大きく育てるのではなく、光を当てることで太く短い健康な芽を育てることが目的です。できるだけ生育を揃えたいので、上下の向きを変えて均等に光に当てるようにします。

我が家では、日中の暖かい時間は戸外に出して光を当てています。2月の今はまだ寒いので夜間は室内に入れています。その後、植えつける日の3~4日前に種イモをできるだけ芽の数が均等になるように1つが30~40gの重さになるように切り分けます。その後、切り口が乾いた3~4日後に切り口を下にして植えつけます。(切った際に草木灰や石灰をつける方法もありますが我が家では使わず、切り口には他に何もつけずにしっかり乾燥させてかさぶた状になったものを畑に植えつけます。
プランター栽培の場合は10号鉢や肥料や土などの空き袋程度の大きさのものには1株、深さが20cm以上の野菜用の大型プランター程度の大きさの容器なら2株育てられます。植えつけ後は芽かき、追肥、土寄せ・・等の作業がありますが、その時期がきましたらまた生育の様子を撮影して投稿したいと思います☆

ジャガイモの花

ジャガイモの花

昨年の5月に撮影したシャドークィーンの花です。ジャガイモは花のあとに実が必ずできるのではなく、特に温暖地で実が見られるのは珍しいことです。中温・長日などの条件で見られることがあるようですがこの実は食べる部分ではなくタネなので食べる目的で栽培している場合はつかなくてもよいのです。

ジャガイモとして食べている部分は見えない地面の下でスクスク育ってくれた部分です。花も必ず咲いてから収穫を迎えるわけではなく、咲かないものでも育ったお芋を収穫できるので心配は不要です。開花したものはナス科らしい可愛いお花を見て楽しみましょう。

梅雨入り前、2~3日晴天続きの後、当日も晴天の日を選んで地面を掘ってお芋=地下茎の先端が肥大したものを収穫します。お芋は地下茎なのですが、根菜類に分類されています。

花のあとにつくミニトマトのような実が育ってジャガイモになるのではなく、地下茎を育てて美味しく食べているのですね(^o^)

普通の色のコロッケとシャドークィーンの紫色のコロッケ♡

普通の色のコロッケとシャドークィーンの紫色のコロッケ♡

油で揚げてもちゃんと紫色のコロッケができあがりました\(^o^)/
普通の色のポテトサラダとシャドークィーンの紫色のポテトサラダもできました♪この2皿は昨年、一緒に収穫を楽しんだ際、友人が作ってくれたものです♪♡

ポテトサラダも紫色でお皿が華やかになりました♪

ですが、このきれいな紫色のお料理を作るのにはアントシアニンの酸やアルカリによる変色に注意が必要です。

お酢が大好きな私は以前にスープを作って、ウッカリお酢を加えてしまい、とても不味そうなグレーのスープを作ってしまいました。美味しかったのですが、その色では素直に美味しい気持ちになれませんでした。(+o+)

アルカリに傾いても緑色っぽくなってしまうようです。きれいな色を期待してワクワク気分で作ったのに悲しい色になってしまうとかなりショックで笑えません(^_^;)

お料理の時はお酢やレモンなどの酸、重曹その他のアルカリにご注意、変色を避けましょう☆

でも・・変色具合をご覧になりたい方は、そのビックリな色をいろいろお試しになるのも楽しいかもしれません(^J^)


#kurashinista #Solanum tuberosum #potato

ジャガイモの芽に注意

ジャガイモの芽に注意

ジャガイモの芽にはソラニンという毒があり、お芋の緑色の部分も有毒です。気をつけましょう☆お好みの品種を選んで大切に育てたジャガイモなのに、有毒部位や適切な保存方法を知らずに健康を害しては大変です。         
農林水産省【知識があればこわくない!天然毒素】
のリンクです。         ⇓
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/naturaltoxin.html
また、ジャガイモの保存方法でソラニンの他にも注意点があるようです。以下、農林水産省のページのリンクを貼りそのページから一部抜粋いたしましたが、全文を載せられませんので誠にお手数で恐縮ですがリンクをご確認され、皆さま安全でいてくださいますようお願いいたします☆☆☆     
         ⇓
・・・・ジャガイモに含まれる糖とアミノ酸が反応して、発がん性を持つと考えられているアクリルアミドという化学物質ができます。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/acrylamide.html
食品に含まれているアクリルアミド
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/acryl_amide/a_kiso/syokuhin.html

コツ・ポイント

せっかく収穫したお芋が腐らないように晴天が2~3日続き土が乾いている状態で、当日も晴れの日を選んで収穫します。雨天が多い時期なので毎年、収穫のチャンスを逃さないように気をつけています。
堀り上げた後は水で洗ったりせず、日陰でよく乾燥させてから柔らかめのブラシで土を落としてから保存します。日の当たらない風通しのよい涼しい場所でダンボール箱などに入れて保存すれば半年くらいもちます。日に当ててしまうと緑化してしまいます。緑化した部分、緑化したお芋全体、芽は有毒なので食べずに取り除きましょう。


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2017年2月11日 8:53
#多肉植物ぴー農園さん、おはようございます! じゃがいもはホントに種類がたくさんありますもんね!でも確かに珍しい品種はお店ではなかなか見かけない… とはいえ、わが家の根子の額ほどの庭、土壌もよくないし、じゃがいもを育てるなんて全く頭になかったんですが、プランターでも栽培できるんですね! 育芽の仕方から植え付けまで詳しく教えていただき、初心者でもできるかも!という気持ちになりました(^_^) お花もご紹介いただいて、一年かけて撮りためた画像ですよね。ありがとうございます(*^_^*) アントシアニンの紫色がキレイな色♪…っと思ったら、酸やアルカリで変色!確かに!キレイな色を期待してグレーになっちゃったらめっちゃ悲しい(ToT) 細かな栽培や収穫、保存のコツまで教えていただいたので、今年のプランター栽培はじゃがいもに挑戦してみようかと思います♡ いつもステキなアイデアをありがとうございます☆ #多肉植物ぴー農園さんの記事はとても説明が丁寧でわかりやすくてありがたいです(*^_^*) これからもどうぞいろいろ教えてくださいね!よろしくお願いいたします☆
2017年02月12日 05:38:30
ハニクロさん、お返事が大変遅くなり失礼しております。ジャガイモの栽培はやさしくてプランターでも育てられます♪☆ぜひ、お好みの品種で試して楽しんでみてください\(^o^)/プランターでも袋でも栽培できますが、野菜用の大型か土や肥料の入っていた大型のものに植えてスクスク育っていただきます。 袋栽培ではコーヒーの麻袋などをカバーにしておしゃれに育てることもできますので、ハニクロさんのキラリと光るセンスでデコパージュのカバーとかでも素敵ですよね♪☆ 種イモは大体、500gとか1Kgの単位で販売されているのですが、その全部をプランターや袋栽培すると・・水やりや置き場所などもちょっと大変になりそうですね。畑に植えてしまえば、雨水だけで水やりも不要なのですが、鉢栽培ですと水やりは必要ですものね。500gや1Kgでは多くて管理が大変~(+o+)という場合には、お友達と種イモを分け合うなどされてももよろしいかもしれませんね。 色は・・もしよろしければ、【アントシアニン 酸 変色】【アントシアニン アルカリ 変色】などのキーワードで画像検索していただけるとどのような感じかおわかりいただけると思います。ですが、強烈なのでご注意を~>゜)~~~ こちらこそ、ありがとうございます。ハニクロさんの素敵なアイデア、時間ができたらぜひトライさせてくださいね☆デコパージュにも興味津々、お鍋に食材をそのまま入れるのに便利なアウトドア用のまな板など!(^^)!きっと知れる予定のなかった便利な物をわかりやすくご紹介してくださって本当に助かります♪☆ジャガイモはまた続きの栽培の様子を撮影して投稿しようと思っています。多分、ハニクロさんのジャガイモの生育よりも少し早いタイミングで投稿することになると思いますのでご覧いただけるととても嬉しいです。 また、他の野菜もUPします。【お庭がなくても・忙しくても】をテーマにズボラ流らしくできるだけ簡単にできるものを皆さんと楽しんでまいりたいと思いますので、私のほうこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたしますね\(^o^)/                           ぴー農園より
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