この部屋は地上3階を想定しています。近隣の屋根屋根を見下ろす窓の前にロタの作業机と椅子、そしてトルソが置いてあり、壁には最新モードの額がかかっています。小さなドアは屋根裏にあるロタの寝室に上がる階段に繫がっている、という設定です。
作業机の横には抽斗付きのチェスト。ロタの祈祷書とランプが置いてあります。こちらの壁には天使のレリーフが掛かっています。
ダイソーの「スライド蓋式ボックス」です。A6くらいの大きさがあり、奥行きもそれなりなので、ドールハウスに向いているのではないかと思い、選択しました。
床材としてダイソーのコルクシートを貼り、壁紙はセリアの包装紙を貼りました。クラシックな植物柄です。ドアはセリアのミニチュアです。ドアに開かれた窓部分の裏側に、緑のクリアファイルにガラスシートを貼って、貼り付けてあります。
■ロタの作業机はダイソーの木材を組み合わせてデスクの形にした上でダイソーのニスを塗ったもの。ミニチュアのミシン、アクセサリチャームの鋏、糸巻きを貼り付けました。糸巻きは、木製の画鋲の頭に手持ちの糸を巻き付けてボンドで留めて作ったものです。
■トルソ
■ランプ
■祈祷書
については後述します。
リステリンの蓋に竹串を刺し込み木粉ねんどを詰め込んで安定させたものをダイソーの銀ラッカーで塗装、木粉ねんどでボディを作って取り付け、ボディ全体に伸縮包帯をボンドで貼り、仕上げとして、竹串の先端に木製の画鋲の頭を取って差し込みました。
物語の中で花嫁の条件が「年は19歳半、ウェストは19㌅半」とあったので、トルソはポン!キュ!ポン!なプロポーションにしてみました。ちなみに19㌅半は約50㌢です。
市販のドールハウス用クックブック(バルサを切ったものでした)にダイソーの「貼れる布」を貼り付け、表紙に油性サインペンで十字架を書き込みました。真面目な働き者のロタは同時に敬虔そうなイメージがあるのです。
市販のドールハウス用ランプとフライパンを接着し、フライパンの柄をちょっと折り曲げて「手持ち」にしました。ロタは3着のドレスをほとんど寝ずに仕立てています。夜なべ仕事を照らすランプも必要ですよね。
抽斗付きチェストと、作業椅子。下北沢の雑貨店で購入しました。
ドールハウスはサイズ感が大切です。スケールの合う家具什器調度品を選んで組み合わせると、見た目にもよく纏まったいいものが出来上がりますよ。
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