猫は日照時間の長さで繁殖機能が刺激される季節性の繁殖動物です。日照時間が長い春が猫の繁殖シーズン。しかし最近、「都会の猫は冬場も繁殖するようになった」と言われています。
その理由はやはり24時間電気が煌々と点いているからでしょう。明るい時間が季節に関係ない都会で暮らしていると、猫も体内時計が狂ってしまうのではないでしょうか。
そもそも猫はとても几帳面な体質です。昼夜の区別は人間よりもとても大切に考えているはず。
特に冬は人はインドア派が多くなり、暖かい室内で過ごすことが多くなります。そのまま夜更かしをしてしまうこともあるでしょう。
猫の目線で考えると、あまり深夜まで飼い主が起きているのは好まニャイかもしれません。
冬は部屋の窓を閉めっぱなし。これは誰でもありがちですよね。我が家でも最近は窓を日中は閉めることが多くなりました。
ところがなんとなく最近愛猫カイトの様子が不機嫌。色々と原因を調べてみましたが、部屋ごとに飾ったクリスマスリースの「柑橘系の匂い」が原因なのかも、と思い当たりました。
猫は匂いに敏感です。鼻の中にある匂いを感じる嗅覚受容体の数は、人間は1,000万ですが、猫は6,000万もあるそうです。ちなみに猫は鼻毛もありませんから、結構ダイレクトに匂いを感じ取ってしまうようです。
冬にありがちな部屋干しも要注意。最近の柔軟剤は匂いがきつく、猫にはあまりよくありません。アロマキャンドルを焚いたりするのも、猫はアロマの香りが苦手ですから、やめておいた方が良いでしょう。
冬は部屋の中で匂いがこもりがちになります。猫を飼っている方は、冬場も毎日窓を開け、換気をしてあげると良いのかもしれません。
留守の間も寒くないようにと暖房をつけっぱなしにする飼い主さんも多いはず。もともと砂漠育ちの祖先を持つ猫ですから、寒さに弱いイメージがありますよね。
猫が快適に感じる温度は20度から28度程度と、そんなに高くありません。むしろ猫にとって大切なのは湿度かも。猫が快適に感じる湿度は50~60%。暖房をつけるなら、加湿器も一緒に使用してあげると良いかもしれません。
いかがですか。冬は特に猫に静電気が起こりやすくなりますよね。あれは猫にとってもとても不愉快なようです。冬場は特に部屋の環境を気をつけてあげてくださいね。
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