都会の狭小住宅に住んでいます。
リビングを占拠するのは、子どもたちが生まれる前に購入した、franc francのTVボードです。まだまだ使えるのですが、使い勝手がイマイチな割には場所をとり、子どもたちが動き回るようになると生活スペースを圧迫するようになっていました。
我が家のリビングの問題点…
(A) 収納力が低いのに、場所を取るTVボード
①高さは、DVDデッキが入るほどのスペースしかなく、DVDのケースを縦に収納することができないのが不便。
②奥行きが長すぎて、奥半分は使えていなかった。
(B) 人目が気になる窓
TVボードがあるのは、2階のリビング。その窓は外から目立つ場所にあるわけではないのですが、リビングから外が見渡せるため、ついつい人目が気になってしまいます。(夜はロールカーテンを閉めています。)
上記の問題を解決すべく、リビングにぴったりな新しいTVボードを探していたのですが、なかなか条件に合うものが見つからなかったため、今回、思い切ってリメイクすることにしました。
まずは、使いにくいTVボードをリメイクしていきます!
主人の協力のもと、電動カッターでTVボードを半分にカットします。
(手前半分を「TVボード①」、奥半分を「TVボード②」とします。)
1でカットしたTVボード①②と、ホームセンターで購入した角材を、ダイソーのペンキと刷毛を使って、ホワイトにペイントします。壁が白いので、家具も色を統一するとお部屋が広く見えます。
目立つところは、2〜3度塗りして、最後にダイソーのニスで仕上げます。
ペイントしたTVボード②に、ホームセンターでカットしてもらった角材を固定し、その上に、TVボード①を上に乗せます。それぞれをしっかりネジで固定します。
これで、収納が3倍以上になりました。
収納スペースの確保に成功しましたが、いざ本などをいれるとゴチャゴチャが目立ち、綺麗ではありません。そこで、シェルフに扉をつけることにしました。
扉の材料として使用したのは、水彩画用のパネル(紙をパネルに貼って使うもの)です。お友達が使用しなくなったものを無償で譲っていただきました。もともとは、子どもたちの作品を飾ったり、黒板を作ったりしようと考えていたのですが、誂えたように高さがぴったりでしたので、扉に方向転換です。
①ダイソーのペンキで色付け
②ニスを塗って仕上げます。
水彩画パネルのリメイクでプチエコロジー!
扉の開閉には、ホームセンターで購入した、マグネットを使います。蝶番を使った開閉を検討しましたが、パネルの開け閉めに場所を要するため、取り出したいものが入っている場所の扉のみを外せるような設計にしました。
電動ドリルで取り付ければOKです。
シェルフの全てをカバーするにはパネル3枚で、25センチほど足りませんでした。長さに合わせてパネルを切り貼りしたり、新たにつくるのは、手間なので、IKEAで見つけたフォトフレームを不足部分に使うことにしました。時短です!
フォトフレームのサイズはぴったりでしたが、色が黒のみのお取り扱いしかなかったので、ここは思い切ってペイントすることに。
ペンキをはじく材質の場合には、表面を軽く削った上でペイントするのがオススメです。
①ダイソーのヤスリで表面を軽く削る
②ペンキでペイント
③ニス塗り
ホワイトにペイントされたフレームに、印刷用紙に白黒で印刷した写真をセットすればOK!
これに、5と同様にマグネットをつけて、シェルフにセットします。
課題の2つ目。気になる人目をシャットアウトするために、カフェカーテンの代わりに、IKEAのフレームに息子が描いた木炭画をセットして、窓際に飾りました。
これで目隠しも解決です!
ついに2つの懸案事項をクリアしたシェルフの完成です。
更に使いやすくするための工夫をご紹介します。
書類の収納には、IKEAのFLUNCEを使用しました。
A4サイズの書類がきっちりと収まって、とても便利です。シンプルなデザインがお気に入りです。
ダイソーで見つけたアルファベットオブジェ。もとは、クラフトカラーだったものをシェルフに合わせて、ホワイトでペイントしています。ホワイトにすることで、統一感がUPします。
我が家のダイニングスペースには、ホワイトのテーブルにブラウンの子ども椅子。違和感のあったインテリアを今回思い切って改造。子ども椅子もホワイトに塗り直しました。
①子ども椅子を分解
②ホワイトペンキでペインティング
③ニス塗り
④組み立て
こちらでもダイソーのペンキとニスが役立ちます。
お部屋の雰囲気もバッチリ、ホワイトに統一。
リビングに飛び出して邪魔だったTVボードが半分の奥行きになりスッキリ、収納力は3倍以上で、より使いやすくオシャレに変身させることができました。
ダイソーやIKEAのプチプラグッズをうまく利用して、コストを抑えたのもポイントです。
家具を半分に切って組合せるという大胆リメイク。お部屋の色を決めておくことで、統一感が出てお部屋が広く見えるだけでなく、ポイントでディスプレイする季節もののオブジェや子どもたちの作品を引き立たせる効果も期待できます。
フォトフレームで不足分を補ったことで結果的にお洒落度アップ!!年月と共に、写真を入れ替えられるのもポイントです♪
MEGUMI MIKI*
https://www.instagram.com/megumi.miki/
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