目の疲れの原因となる眼精疲労は、日頃いろいろな物を見ているうちに疲れが溜まり、本人が自覚をするまで悪化し続けます。そんな時に効果的な対処方法として、血行促進を促す蒸しタオルがおすすめです。
蒸しタオルを作る際は、固く絞った濡れタオルを袋に入れて電子レンジで加熱します。蒸らし方にムラができないよう、折りたたみではなく筒状に丸めて加熱するのがポイントです。蒸しタオルを作る目安は、家庭用の電子レンジで1分程度。好みで温度調整をしながら、火傷に注意しつつ加熱してください。熱くし過ぎてしまうと顔に火傷の可能性もあるので、十分に注意しましょう。
目の疲れが取れると、家事をする元気も湧いてくるため、自然と作業が捗るはずです。疲れ目に気づいたら、蒸しタオルでさっぱりとしてはいかがでしょうか。
飲み物でも疲れを取ることができますが、その中でもコーヒーがおすすめです。コーヒーには、脳の活性化以外にも疲れを取り除く効果が期待できます。
また、コーヒーの香りにはリラックス効果がありますし、体の疲れを取る効果もあるといわれています。特に頭の疲れが溜まった時には、ブドウ糖となる砂糖・蜂蜜が入ったコーヒーが効果的です。
脳を動かすエネルギー源となるブドウ糖は、1日あたり120gの摂取が必要です。まとめて摂ろうとすると難しいものですが、砂糖や蜂蜜などコーヒーに溶かすことで、無理なく体内に補うことができます。
疲労回復に効くツボをマッサージすることで、肉体的疲労だけでなく精神的な疲れも癒すことができます。一人でもできるツボもありますが、家族に協力をお願いして、適度にマッサージをしてもらうのもオススメです。
疲労回復に効くツボとして、労宮(ろうきゅう)、涌泉(ゆうせん)、手・足三里(て・あしさんり)などがあります。比較的見つけやすい部分でもありますので、しっかりと覚えて実践してみましょう。
◎労宮
労宮は手のひらの中央部分にあるツボで、疲れを取り除く効果があります。親指と人差し指の付け根から線を伸ばしたとき、ちょうど合わさる部分となります。ここを親指でグッと押してあげましょう。
◎涌泉
涌泉は足の裏にあるツボです。土踏まずの少し上の、ややへこんだ部分になります。左右どちらの足にもあるため、3秒間隔で両足を指圧するとより効果的です。
◎手三里、足三里
手三里は肘の近くにあるツボです。大体指3本分を手首方面へ下げた場所にあります。また足三里は膝の近くにあるツボで、かの松尾芭蕉が旅行中にお灸をしたツボとしても知られています。
疲れに効くツボはこれ以外にも多数存在しています。実際に指圧しながら、自分なりに気持ちがよいと感じる場所を探してみるとよいでしょう。
家事や育児で疲れると、つい動きたくなくなってしまうものです。しかし、ウォーキングなど軽くでも運動するほうが、身体が活性化して回復しやすくなります。
軽めの運動を日々の日課にすることで、体内の燃焼効率を高め、活性化を促すことができます。無駄な脂肪をなくすことができるほか、脳の働きも活発になるため、悩み疲れている時にも効果的です。さらに、適度な運動を行うことで心臓や血管などを通る血行の流れが良くなります。それにより疲労回復効果や持久力増進が期待できます。
その他にも、軽い運動には生活習慣病の予防や骨を丈夫にする効果があります。まずは10分程度の運動時間を取り、少しずつ時間を増やしていくといいでしょう。
このように、簡単に疲れを取るための方法はさまざまあります。最近疲労が取れにくいと感じている方は、ここで紹介した方法を家事や育児の合間に取り入れてみてはいかがでしょうか。ちょっとした行動の変化が疲労回復につながるかもしれません。
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