材料はとってもシンプル!でも、使うじゃがいもによって食感が変わってきます。
ホクホクに仕上げたい時はでんぷん質の多い男爵いもを選びましょう。ちなみに、メークインは粘りが強めなのでしんなりとした食感になります。
「フライドポテト」は、食べやすい大きさに切ったじゃがいもを油で揚げた料理のことを言います。ちなみに、日本で呼んでいる「フライドポテト」というのは和製英語で、イギリスではチップス、アメリカではフレンチフライズと呼ばれています。
「フライドポテト」が和製英語だったことに驚きですね!!そして、さらに驚きなのは発祥地がベルギーで、ここではフリッツと呼ぶんだとか。
なお、英語圏でフライドポテトと言うと、フライにしたポテト全般を指すので、ポテトチップスやハッシュドポテトなどもこれに含まれます。
今まで普通に「フライドポテト」って呼んでいましたが、国によって呼び方は様々だったんですね^^;
1、じゃがいもの皮をむき、7mmほどの厚さにスライスして、さらにそれを拍子切りにします。
揚げ上がりが一緒になるように、極力同じ太さになるように切りましょう。
2、1のじゃがいもを水が入ったボウルに入れ、1時間以上水にさらします。
長時間水にさらすことで、余分なでんぷんを落ちじゃがいもの水分量が増えるので、揚げた時にカリカリホクホクの食感になります♪
3、水から取り出した2のじゃがいもの水気をキッチンペーパーでしっかりふき取ります。
表面の水分が残っていると油はねの原因になって危ないので、しっかり水気をふき取ってくださいね。
4、水分をふき取った3のじゃがいもの上から、ふるいを使って小麦粉をかけ、手を使って全体的にまぶします。これで、フライドポテトの下準備は完成!
小麦粉をかけることで表面がカリッとなりますよ。ただし、小麦粉をまぶす際は均一につくようにしないと、揚げた時の食感がマチマチになってしまうので、多くついてしまった部分ははらうなどして、均一にしてください。
じゃがいもの下処理だけで少々時間がかかりますが、これが美味しくできる最大のポイントなので、ぜひ丁寧にやりましょう☆
5、いよいよフライドポテトを揚げていきます。
フライパンに油を入れて火にかけ、160度くらいまで温めます。そして、この低めの温度の状態で3のじゃがいもを一気に入れます。
じゃがいもを入れたら、細かい泡がたくさん出ている間は、重ならないよう箸で広げるくらいにして、あまり触らずそっとしておきましょう。
6、4の泡が少なくなってきたら強火にして、キツネ色になるまで揚げたら引き上げて、キッチンペーパーなどにのせてしっかり油を切りましょう。
低めの温度から揚げて、最後は強火で揚げることで、外はカリッ、中はホクホクに仕上がりますよ☆
早く取り出しすぎるとまだ表面の水分が飛びきっておらず、すぐにふにゃっとなってしまうので、しっかり表面の水分が飛ぶまで揚げましょう。
7、油が切れたら、熱いうちに塩を振れば完成です!
さぁ、理想の食感になっているでしょうか!?
待ちに待った「フライドポテト」が出来上がりました!出来上がり具合はどうですか?見るからにホクホクしていそうな感じがしませんか?^^色もほんのりキツネ色で美味しそうですよね♪
早速熱いうちに1本つまんでみると、外はカリッ、中はホクッの、まさに目指していた食感のフライドポテトになっていました!!しかもじゃがいもの味もしっかり感じられて、市販のものより体に優しい感じがします。
また、少し振りかけた塩のおかげで、よりじゃがいもの甘さも引き立てられ、これはもう一口食べたら最後、手が止まりません(笑)
「フライドポテト」というと、今までの経験上あまり上手く作れたためしがなく、苦手意識がありました。でも、今回の方法で実践したらお店よりも断然美味しいものができ、一気に得意料理に^^。
これなら自信を持って人様に出すことができそうです♪何も難しい技術は必要ありません。ただ、丁寧に作業するだけで、絶品「フライドポテト」が味わえるので、ぜひお試しください☆
もちろんそのまま食べても美味しいんですが、今回のように塩を振ったり、ガーリックソルト、ケチャップ、カレーパウダーなんかをつけてもまた違った味が楽しめますよ。
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