お知らせ

お知らせがあるとここに表示されます

コメント

コメントがあるとここに表示されます

編集部からの連絡

編集部からの連絡があるとここに表示されます

なんとアイロンいらず!?制服って自宅で洗濯できちゃうんです!

なんとアイロンいらず!?制服って自宅で洗濯できちゃうんです!
投稿日: 2016年11月11日 更新日: 2019年12月25日
閲覧数: 8,242
13 この人たちがステキしました
ステキをしている人
author
Lideaは、くらしに役立つ生活情報を提供する「ライオン快適生活研究所」...
お子さんが毎日着る制服のお手入れ、みなさんはどうしていますか? ライオンが行った調査では、「時間がない!」「型くずれが心配で…」「洗い方がわからない」などの理由で、クリーニングに出しているお宅が多いことがわかりました。

でも、実は制服の洗濯は、普段の洗濯物と同じくらいの手間と時間でできるんです! 最近の制服はひと昔前とは違い、形状記憶に優れているので、型くずれの心配もありません。実際に、家庭で洗ってスッキリと汚れが落ちた制服を見てみましょう。

洗濯すると汚れスッキリ!

洗濯すると汚れスッキリ!

まずは上着から。
こちらは洗濯前の状態です。なんとなく汚れて白っぽく見えますね。

そして洗濯をして、脱水直後の制服がこちら。
本来の黒の色がさえて、シワや型くずれも気にならない程度に。このくらいのシワなら、干し方を工夫すれば簡単に取り除くことができます。

次にスカートです。
洗濯前にはプリーツが横に広がっていますね。

洗濯後はプリーツラインがくっきりキレイによみがえり、横の広がりも消えました。

制服を簡単に洗濯機で洗えるのなら、月1回くらいはお手入れして、お子さんに気持ちよく通学してほしいですよね。

ここからご紹介するお洗濯のポイントを、ぜひ役立ててみて!

制服のお洗濯、守るべき4大ルールとは?

まず最初に、制服を上手にお洗濯するためのルールをご紹介しましょう。

●RULE1.汚れのつきやすい部分は前処理をする
●RULE2.洗濯ネットに入れる
●RULE3.洗濯機のドライコースなどでやさしく洗う
●RULE4.脱水後は形を整えて干す

この4つを頭に入れたら、さっそく制服を洗っていきましょう!

制服を自宅でお洗濯するステップ

制服を自宅でお洗濯するステップ

【STEP1】 絵表示の確認

まずは、制服の内側にある「取り扱い絵表示」のタグを見てみましょう。上記のような洗濯機マークや手洗いマークがあれば、水洗いOKです。

【STEP2】適切な洗剤を選ぶ

洗剤は色あせや型くずれを防ぐ、おしゃれ着用洗剤(アクロン)がおすすめです。

【STEP3】汚れのつきやすいエリ・袖・裾には前処理を!

4大ルールの1つめがここで登場。制服は汚れが目立ちにくい濃色のタイプが多いものの、エリには汗や皮脂汚れ、袖口にはさらに鉛筆汚れなどがついてしまいがち。また、ズボンの裾も泥はねなどで汚れているものです。こうした部分には、汚れに適した部分洗い剤をつけ、前処理をしておくようにします。

汚れごとの部分洗い剤のおすすめはこちら。
★エリや袖口の汚れ ⇒「エリそで」用洗剤
★ドロ、鉛筆の芯汚れ ⇒「くつ下ドロ」用洗剤
★食べ物のシミ ⇒「シミ・食べこぼし」用洗剤

絵表示のタグに「中性」と記載されている場合や、ウールの混紡率が高いものは、中性のおしゃれ着用洗剤の原液をつけて前処理するといいでしょう。

【STEP4】洗濯ネットに入れてから洗濯機へ

4大ポイントその2。型くずれやしわを防ぐために、必ず洗濯ネットに入れて洗濯しましょう。ネットに入れる時のポイントは、次のとおりです。

★制服の上下は別々の洗濯ネットに入れる
★洗濯ネットは、なるべく洗濯槽の底の大きさ程度のものを選ぶ
★ネットの大きさに合わせてたたんでから入れる

上着は、ボタンを外し、袖を前身頃の上に置いて、内側に二つ折りに。

スカートは、しわがつかないようヒダをそろえてネットに入れ、ネットが小さい場合には二つ折りに。

ズボンは、ネットの大きさに合わせて、二つ折りか三つ折りに。

【STEP5】洗濯機で洗う

次に、縦型全自動洗濯機で制服を洗う方法をご紹介します。

1. コースを選ぶ
ここでRULE3。洗濯機の「手洗いコース」や「ドライコース」など、やさしく洗えるコースを選びます。

2. しっかり押し沈める
制服が水に浮かないよう、手で押すなどして洗剤液にしっかり沈めてから洗濯を始めましょう。制服の上下が同じ色の場合は、色の違いが生じないよう、同じ洗剤液の中で一緒に洗います。

3. 脱水は短時間に設定する
脱水でできるしわを抑えるために、洗濯機で設定できる最も短い時間に設定しましょう。

【STEP6】形を整えてから干す

最後のRULE4がこちら。短時間脱水をしたあと、制服の形をきちんと整えてから干します。

上着は肩を持って振りさばき、厚みのあるハンガー(なければハンガーにタオルを巻いて厚みを出す)にかけて干します。ボタンは外してエリの形を整え、しわが寄らないように身頃の位置を調節し、ハンガーの中心にかけましょう。袖口には、ぐるぐると巻いたタオルをおもり代わりに入れて、しわを防ぎます。

セーラー服のセーラーカラーや袖口についている白線部分は、縮みが目立ちやすいため、指先で軽く引っ張って伸ばして整えます。

ズボンは、ウエスト部分を筒状につるして干します。ズボンの裾にも、上着の袖口と同様に巻いたタオルをおもり代わりに入れておくと、しわを防ぐことができます。

ヒダのついたスカートは、ウエストと裾を持って縦方向に軽くピッピッと引っ張りながら、プリーツの形を整えてしわを取り、ズボンと同じようにウエスト部分を筒状にして干します。

日頃のお手入れも忘れずに!

「休日にも部活などで制服を着るから、なかなか洗うタイミングがない!」。そんなときは、こんな日頃のお手入れで、気持ちよさを長続きさせることができますよ。

★着用後はハンガーにつるし、湿気を取る
★洋服ブラシでホコリを取る
★ニオイやしわ予防のために、しわ取り消臭スプレーを使う
★菌やウイルスが気になる場合は、菌・ウイルス除去効果のあるスプレーを使う
★ちょっと香りを楽しみたい時は、香りづけミストを使う

男の子も女の子も、スッキリ気持ちいい制服を着ていれば気分も上がるはず。ぜひ制服のお手入れのコツを身につけて、元気な学校生活をサポートしてあげてくださいね!

SNSでシェア
詳しく見る


関連するキーワード