YouTubeの動画で「ピアノを弾く猫」や「ピアノの演奏を邪魔をする猫」という動画を見た事がありませんか?
猫の中にはピアノの音にとても反応する猫と全く興味を示さない猫がいますが、全ての猫に共通していえることは、「猫は非常に高い音に対して反応する」ということ。
ある研究機関の実験によると、猫にピアノのある一定の高音を聞かせた場合、ある猫はその場所から逃げ出し、ある猫は痙攣のような症状に見舞われ、またある猫になると興奮してピアノを弾く人の手を舐め始めたそうです。
この理由を検証すると、逃げ出した猫の場合はピアノの音が自分が苦しんだ時の声を思い出し、痙攣発作を起こした猫は交尾の際の声を思い出してエロティックな反応を示したといいます。
そして手を舐めた猫は、飼い主が助けを求めていると思って手を舐め始めた、と考えられています。
なぜか机の上にある小物をちょいちょいと下に落としてみる、飼い主が見ている前で怒られそうなイタズラをしてみる。そんなことってありませんか?
これは飼い主の気を引きたい、つまらないから遊んで欲しいという猫の愛情表現の場合と、完全に「これはにゃんだ?」という好奇心でやる場合の2つの意味が考えられるそうです。
捕まえた虫を口にくわえて飼い主に見せに来る、虫が逃げようとすると、ペシッと叩いて
わざと殺さずにボロボロになるまでいたぶる、人間からみてもあまりにも猫の残酷な行為ですが、これは一体どういうことなのでしょうか。
もともと猫は狩りの名人。野生時代は鳥や虫やネズミを捕獲して食べていました。しかし今のイエネコは美味しいご飯を充分食べていますから、狩りをする必要はありません。
しかし目の前に虫やネズミを見つけると、遺伝子に組み込まれた狩猟本能がどうしても働いてしまうのでしょう。動き回るものを見つけてつい捕獲してしまうのは、猫の本能なのでやめさせることはできないと考えられています。
いかがですか。猫の困った行動の裏には必ず理由があります。猫の飼い主に甘えたいという気持ちが、飼い主に取って「困った行動」に取られることも多いようです。
猫の困った行動の裏に隠された猫の気持ちを知り、今後の愛猫ライフに役立ててみて下さいね。
*参考文献 「猫の衣食住」動物出版
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