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自宅でできる美容法 お肌つるつる「塩ミルク」!

自宅でできる美容法 お肌つるつる「塩ミルク」!
投稿日: 2016年10月17日 更新日: 2017年3月6日
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長寿の里の公式アカウントです。美容と健康に必要な成分や、お水、野菜...
塩を使った美容法をご紹介します。塩美容法に興味はあるけれど、肌が弱くてちょっとチャレンジしにくい……という方にも、この方法なら「試す価値あり」です。

使うものは「スキムミルク」。スキムミルクは「脱脂粉乳」と呼ばれる、牛乳から脂肪分と水分を抜いて粉末状にしたものです。タンパク質やカルシウムはそのまま残っているので、カロリー調整、栄養調整のために飲まれることがあります。また、カレーやスープに入れて、脂肪分を増やすことなくなめらかな口当たりにすることもできます。

では、塩とスキムミルクを使ったお肌の美容法をご紹介します。なお、インターネット上にはいろいろな「塩ミルク美容法」が紹介されており、分量もやりかたもさまざまです。ここではあくまでも「倉持流」で、実際に私が試した方法を書かせていただきますね。

「塩ミルククリーム」の作り方と使い方

まず、「塩ミルククリーム」を作ります。塩だけの美容法より刺激が抑え目なので、顔に使うこともできるクリームです。

【材料】
塩(人工塩や味塩ではなく、「天然塩」) 小さじ1
熱湯 小さじ4(20ml)
スキムミルク 小さじ3(肌への刺激の様子を見たい人は、小さじ4)

【作り方】
【1】まず、塩を熱湯で完全に溶かします。天然塩は粒子が大きく固めで溶けにくいかもしれません。スプーンで混ぜながら、1さじずつお湯を加えて溶かしましょう。

【2】スプーンの底にざらざらした感じがなくなったら、指も入れてざらつきがないか確認しましょう。この頃にはお湯もぬるま湯程度に冷めているはずですが、念のため気を付けてくださいね。

【3】塩がすっかり溶けたら、スキムミルクを加えます。これも1さじずつ混ぜながら、時間をかけて溶かし込みます。

【使い方】
【1】湯船に浸かる、シャワーを浴びる、顔をぬるま湯で濡らしておくなどして、塩ミルククリームを付ける部分をやわらかくしておきます。

【2】塩クリームをてのひらに取り、馴染ませるように広げてから、つまむようにして揉み込みます。強い力は厳禁。優しく、痛みのない程度の力加減にしてください。
顔の場合は、指の腹でくるくると円を描くようにして塗りましょう。小鼻のまわりは少し念入りに。ざらつきがなくなります。目のまわりと口のまわりは最後に、短めに済ませてください。

【3】終わったらお湯(顔はぬるま湯)で塩クリームをすっかり洗い流します。塩クリームを使った部分は、石鹸や洗顔料で洗う必要はありません。

塩ミルクを使った感想「肌がきゅ!となるのに乾燥しない」

塩には角質を取り除く比較的強い効果があり、かなりざらつきが減った実感がありました。洗い流すと肌がきゅっと引き締まって、てのひらの肌と顔や体の肌との密着度が上がっています。化粧水を塗って落ち着かせた後のような感触ですね。想像以上にもっちりです。

角質を取るタイプの洗顔料などを使うと、肌が乾燥して「つっぱり」が気になるもの。しかし、塩クリームはうるおいが奪われず、つっぱりなしでした。スキムミルクが肌への刺激を減らしてくれているようです。べたつくかな?と思いましたが、さすが脱脂粉乳。余分な油は残りませんでした。

塩だけよりもとろみがあるので、太ももなどの広い部分に使いやすいのも大きなメリット。ご自身で塩とスキムミルクの配分を考えて、とろみを調整してみてくださいね。


【美容ライター】倉持鎮子
基礎化粧品(300品以上)・食品・健康食品などの成分分析、医療・健康・体の不思議、美容などを中心に執筆するプロライター。また、食育・フードジャーナリストとしても活動。講演では「体と脳のための食知識」を提供している。ライティングオフィス・シーラカンストークス代表。NO.026


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