毎日きちんとお手入れを行わないと、臭いの原因になるだけでなく、こまかい部分の汚れが取れなくなったり、傷やサビの原因になることも。特にスポーツドリンクなどの塩分を含んだ飲料を入れたときは、サビを防ぐために使い終わったらすぐ洗いましょう。
【Point1】フタやパッキンを取り外して洗う
パッキンの隙間に飲み物が付着したまま放っておくと、雑菌やカビが発生することも。清潔を保つためにきちんと外して洗いましょう。
【Point2】やわらかいスポンジと台所用洗剤を使う
台所用洗剤を使い、フタ、パッキン、本体をしっかりと洗いましょう。複雑な形のキャップなどを洗うためには、すばやくしっかり汚れを落とすものがおすすめです。洗剤の香りが気になるという方には、CHARMY Magica無香性がおすすめです。
底まで手が届きにくい本体を洗うには、柄付きのスポンジがあると便利です。小さめのスポンジを菜箸ではさみ、輪ゴムで固定した、即席の柄付きスポンジを使っても。
左3本が菜箸とスポンジで作ったもの。分解できるので、収納場所を取らないのもうれしいですね。
※要注意Point!!
硬いスポンジ面(研磨粒子が練り込まれている面)でこすると傷がつき、サビや汚れがつきやすくなるおそれがあるので、気をつけましょう。
【Point3】水分を残さないようによく水を切り、十分に乾燥させる
洗ったあとは水でよくすすぎます。特に複雑な形のフタは丁寧に。お湯ですすぐと水切れがよく、乾きやすくなります。ボトルの外側は、水滴のあとが付いたりサビの原因にもなるので、すぐに乾いた布でふきます。ボトルの内側は、逆さにしてよく水を切り、しっかりと乾かしましょう。
パッキンなどの小さな部品は、水切りかごの中で迷子になったり、かごの下に落ちて乾くどころかビショビショになったりしがち。清潔な布やペーパーですぐにふき、その上に置いて乾かせば、紛失する心配も減りますよ。
ここからは、ときどき実践したい汚れ落とし方法をご紹介。汚れによってやり方が違うので、ご自分の水筒をよく見てとり入れて!
①茶しぶやニオイなどを落としたい時
フタ、パッキン、ボディリング、底カバーなどは、プラスチックの容器に所定量の水筒用の酸素系漂白剤を入れて水で溶かし、その中につけおきします。つけおき時間は30分を目安に。終わったら水ですすいでよく水を切り、十分に乾燥させます。
本体ボトルには、ぬるま湯と所定量の酸素系漂白剤を入れて、30分ほどおきます。十分にすすいだあとは、しっかり乾燥を。
実際に酸素系漂白剤を入れてつけおきしたら、コーヒーなどが付いて黒かったボトルの内側がこんなにきれいに!
※要注意Point!!
塩素系漂白剤は、ステンレスがさびてしまうおそれがあるので、フタや本体には使用しないこと。また、ボトルの外側の塗装やシールなどがはがれるおそれがあるので、ボトルごとつけおきするのはやめましょう。
本体のつけおき中にフタをするのは厳禁! 本体の内圧が上がってフタが飛び出すなど、危険なことがあります。
② ザラザラした白っぽい汚れを落としたい時
ザラザラとした白っぽい汚れは、水に含まれるカルシウムなどが付着した汚れです。クエン酸を1~2%程度入れたぬるま湯を本体ボトルに入れ、フタをせずに3時間ほどおきます。よくすすぎ、内側を乾かせれば完了です。
③ 斑点状の赤いサビを落としたい時
赤いサビは、水に含まれる鉄分などが付着した汚れです。食酢をぬるま湯に対して10%程度入れたものを本体ボトルに入れます。約30分経ったら、よく洗って乾かしましょう。
いかがでしたか? 水筒のお手入れ、実は今まで知らずにやっていたこともあるのではないでしょうか。衛生面は家族の健康に直接影響するもの。正しい知識をもって、日頃のお手入れにも気をつけてくださいね。
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