まず、包丁は使い終わったらすぐに、そしてできるだけ食材ごとに洗うようにしましょう。菌の増殖や食材の臭いが移ることを防ぐことができます。
洗うときは中性洗剤とスポンジを使用します。包丁は刃物なので、洗うときは注意して、刃の背の方から刃先に一方向にスポンジをこすります。スポンジを往復させて洗うと、刃で手を切ったりする可能性があるので必ず一方向にしてください。
または、まな板に刃を置いた状態で同じように刃先に向かって一方向にこすります。反対側も同様にします。ゴシゴシ洗う必要はありませんので、さっとスポンジでこするを数回繰り返してください。
もし錆が気になる場合はクレンザーを使用して、先ほどと同様の方法で洗ってください。そのあと流水で洗剤を流します。
包丁を洗ったあと、みなさんはどうしていますか?包丁を長持ちさせるコツをご紹介します。
まず、流水で洗剤を流した後、熱湯を刃にかけます。そうすることで、金属が締まり刃持ちがよくなるそうです。
そして、すぐにふきんなどで水分をふき取ります。水分が残っていると錆の原因になるのでさっとふき取り、そのあと自然乾燥させます。毎日使用する包丁は以上の方法で十分です。
和包丁など、使用頻度の少ない包丁の場合は、保管方法にコツがあります。
錆が出ないように刃に薄く油を塗り、新聞紙でくるんで湿気の少ない場所に保管します。こうしておくと、錆びずに良い切れ味が保てるそうです。
包丁はどのくらいの頻度で研ぐのが良いのでしょうか?これは一般家庭であれば3カ月に1度くらいでいいと言われています。
もしくは使っていて、切れ味が悪いな?と感じたら研ぐ程度でも構いません。
砥石にも種類がありますが、鋼にもステンレスにも使える、合成砥石というものが売っていますので、こちらがおすすめです。
砥石を濡らし、包丁をのせ、刃元から先までを4か所程度に分けて位置をずらしながら研いでいきます。これを表と裏両方行います。
仕上げに砥石の裏の木台に刃を当てて軽く引き金属のカエリをとり、その後水で流し、水分をふき取り自然乾燥させます。
自分で研ぐのは自信がない方は、簡易研ぎ器を使用するのはいかがでしょう。砥石が回転するもの、砥石がV字のように交差しているもの、電気式などさまざまです。簡易研ぎ器は砥石のように鋭い刃にはなりませんが、簡単な手入れ方として便利です。
いかかでしたか?今回は基本的な包丁の洗い方とお手入れ術をご紹介しました。包丁の種類によっては細かいお手入れが必要なものもありますが、一般的な家庭包丁がこの方法で十分ですので、実践してみてくださいね。
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出典元:東京ガス「ウチコト」http://tg-uchi.jp/topics/1819
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