シリカの効能 骨粗しょう症の予防効果が!?

シリカの効能 骨粗しょう症の予防効果が!?
投稿日: 2016年9月28日 更新日: 2017年3月6日
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シリカ(ケイ素)ってなに?

みなさんはシリカ(ケイ素)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

シリカ(ケイ素)とは別名ケイ素のことで、わかりやすく説明すると、人間の体をつなげるセメントのような役割をしてくれる成分です。

人体は、このシリカ(ケイ素)が不足してしまうと骨がもろくなってしまいます。
また、血液の通り道である血管にも多く含まれるので、動脈硬化などの重病にもつながるといわれているのです。

骨粗しょう症を防いでくれるシリカ(ケイ素)の役割とは?

シリカ(ケイ素)が不足することで起きる骨粗しょう症とは、一体どのような病気なのでしょうか?

簡単にいってしまうと、骨の量自体が減少することで強度を失い、骨自体が弱くなってしまう症状がでてくるといわれています。
具体的な症状としては「立ち上がる時、重いものを持って体を起こすときに背中や腰が痛む」「背中を下にして眠りにくくなる」「骨折をしやすくなる」「身長が縮んでしまう」「背中や腰が曲がってしまう」など、日常生活に支障をきたしてしまうものばかりです。

さまざまな治療、対策方法がありますが、近年注目を集めているのが、シリカ(ケイ素)を用いた方法です。
骨粗しょう症には、カルシウムを補給する必要があります。
しかし、ただ闇雲にカルシウムだけを摂取しても、成長期にある骨や、もともと細胞の中にあるカルシウムが不足している人には、あまり効果がないといわれています。

そこで、活躍してくれるのがシリカ(ケイ素)です。
シリカ(ケイ素)は、血管の中に多く含まれているので、カルシウムを骨まで運搬してくれます。
さらに、シリカ(ケイ素)の中にあるミネラル分が、カルシウムと骨を上手につなげてくれる役割まで担ってくれるのです。

ただ、シリカ(ケイ素)は加齢とともに減少してしまいます。
「年をとるごとに骨が弱くなった」ということをよく聞きますが、シリカ(ケイ素)が体から減っていくことも、その理由の一つであるといわれています。

シリカ(ケイ素)の役割

シリカ(ケイ素)が不足すると、私たちの体にはさまざまな症状や兆候が表れはじめます。
実はシリカ(ケイ素)は骨だけなく、皮膚、爪、髪の毛などにも数多く含まれています。
つまりシリカ(ケイ素)が不足してしまうと「爪が割れやすくなる」「髪が抜けやすくなってしまう」「皮膚のたるみ」といった症状をもたらしてしまう恐れがあるのです。

それでは、シリカ(ケイ素)を体に補給するためにはどうすればいいのでしょうか?
一番手軽な方法は、シリカ(ケイ素)を多く含んでいる食品を食べることでしょう。

玄米、粟(あわ)、ホタテ、サザエ、豆類、ほうれん草、レバー、人参といった食べ物を口にすることで、多くのシリカ(ケイ素)ケイ素を体に摂り入れることができます。
現代の主食である「白米」「精白パン」には、シリカ(ケイ素)の含有量が比較的少ないといわれているため、シリカ(ケイ素)が含まれている食品は意識して摂取しなければいけません。

みなさんも自分の体を支える骨を強くして、尚且つ、健康的な肌などを手に入れるために、日々の食事にシリカ(ケイ素)が入っている食品を並べてみてはいかがでしょうか?


【栄養士ライター】スズキ
栄養士養成施設を卒業後、栄養士の資格を取得し食品会社に勤務。食品会社を退職後は、自宅で料理教室を開き栄養学上正しい料理を広めています。現在は料理教室の運営の傍らタウン誌などで記事を執筆するなど、フードライターとして執筆を中心とした活動も行っています。NO.008


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