これは主に、複雑でわかりづらいと言える、子育て支援制度についての情報サービスで、実証実験として2016年9月6日から9月30日までの期間、川崎市と掛川市の行政サービスにおいて実施中です。
これはパソコン上で質問を入力するスタイルで、例えば、
Q 「児童手当って何?」と質問すると、
A⇒「「児童手当」は中学卒業までの子どものいる家庭のサポートとしてもらえるお金です。」
「児童手当についてどんなことが知りたいの?」 と逆に質問され、
「どんなものですか?」「内容を教えてもらえますか?」「誰が対象になりますか?」
「どのように受け取ればいいですか?」
と選択制の質問が提示されるので、「 誰が対象になりますか?」を選択してみると、
A⇒「中学校終了前(15歳の年度末まで)のお子さんを養育している方が対象です。
父母が共にお子さんを養育している場合は、原則、所得の髙い方いなります。
詳しくは児童手当のページをご覧ください。」
と、具体的な児童手当のページにリンクしてくれ、詳細を知ることができます。
なんとなく聞いたことのある支援策などのキーワードから、概要や対象、支給方法などが提示されるのは、役所に電話をしたり足を運んだりするより気軽で簡単かもしれません。
Q「2歳の子どもが言うことを聞きません。」と質問すると
A⇒「子育てのお悩みについて調べてみたよ。」
①「イヤイヤ期でしょうか?2歳になったら言うことを全然聞いてくれません。
どうしたら良いですか?」
②「2歳になり、全然いうことを聞かなくなってしまいました。
どうすれば良いでしょうか?」の選択質問が。②を選択すると
A⇒「2歳頃のお子さんは自我が芽生え、自分でもやりたがりますが、
できなくて子ども自身もイライラしています。
そういう時期はどの子も通りますので、あたたかい目で見守って下さい。
やりたがる時は、簡単なことをやらせてあげましょう。
例えば、買い物で野菜やパンなど、安全なものを子どもにカゴに入れてもらう、
パジャマやズボンなどがはけずにイライラしていたら、そっとわからないように
お尻の部分だけ手伝ってあげるなど。」
という、納得の答えが。
まだ実験段階なので、複雑なことは答えられないかもしれませんが、お試しに使ってみるのも楽しそうです。現段階では最先端のAI(人口知能)子育て相談に是非チャレンジしてみてください。
子どもを寝かしつけたりあやしたりしてくれるロボットや、子どもに宿題を教えてくれるロボット、夕飯を作ってくれるロボットなど、進化形に期待したいですね。
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