赤ちゃんに適したお水の量や温度は?

赤ちゃんに適したお水の量や温度は?
投稿日: 2016年9月3日 更新日: 2017年3月6日
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ミルクや母乳、離乳食をメインにしていた赤ちゃんも、やがて少しずつお水を飲めるようになります。このとき、お水の状態や温度、量に気を付けておきましょう。赤ちゃんに適したものでなければ、健康を損なうことになってしまいかねません。そこで今回は、赤ちゃんにお水の飲ませるときの温度や量についてまとめていきます。

☆煮沸後に冷ました白湯を活用!

赤ちゃんにお水を飲ませるときは、煮沸消毒することを忘れないようにしましょう。まだまだデリケートな時期で、母乳やミルク以外の飲み物に慣れていません。できるだけ安全で、抵抗が少ないお水として、湯冷ましの白湯をおすすめします。白湯をつくるときはミネラルウォーターやボトル型のウォーターサーバーの水は避け、水道水をベースにしておきましょう。水道直結型ウォーターサーバーでも可能です。要は、しっかりと消毒されていることが条件となります。また、温度は熱すぎないように気を付けてください。ぬるま湯から常温が適していて、刺激が少ないのでおすすめです。熱すぎるとやけどのリスクがありますし、冷たい場合は下痢などのリスクが高まるからです。さらに、白湯といえども飲みすぎは禁物。あくまでも赤ちゃんの食事のメインはミルクや母乳、離乳食ですから、それらをしっかりと食べられるようにしてあげることが大切です。お水に慣れさせようとするあまり、無理に毎日与えることのないようにしましょう。

☆何故冷たい水はいけないの?

☆何故冷たい水はいけないの?

すでに述べたように、赤ちゃんの体はとてもデリケートです。特に胃腸は敏感ですので、冷たい水を飲ませてしまうとお腹の調子を崩す原因になりかねません。大人でも冷たい水の飲みすぎでお腹を下すことがあるくらいですので、赤ちゃんならば当然のことといえます。また、お水自体に慣れていない時期に冷たい水を飲むと、体を冷やす原因となり、低体温症を招いてしまったり免疫力が低下したりといった悪影響が出る場合がありますので、この点もおさえておきましょう。さらに、お水だけではなく、麦茶などを飲ませるときも同様です。お風呂上りや夏の暑い時期に、冷たい麦茶を飲ませてあげたくなる気持ちはわかります。しかし麦茶であっても一度煮だしたものを冷まし、当日中に飲ませるようにしてください。くれぐれも大人が好むような冷えた状態で飲ませないように注意が必要です。赤ちゃんにとって一番大切な飲食物はミルクや母乳、離乳食です。これらの摂取をさまたげることのないよう、飲み物の温度管理には気を使ってあげたいですね。少しでも冷たいと感じるならば、お湯をつぎ足して温度調節してあげても良いでしょう。

☆適量を少しずつ飲ませることが大切!

☆適量を少しずつ飲ませることが大切!

最後に、赤ちゃんにお水を飲ませる場合の量についてです。赤ちゃんにお水を飲ませる場合、温度とともに量も重要で、お水でお腹がふくれてしまうような量はNGとなります。この量は赤ちゃんによっても異なりますが、おおむね20ml~30mlの量を目安にし、スプーンなどで少しずつ口に運んであげると良いでしょう。離乳食を食べ始めている場合は、離乳食のおともに白湯を飲ませてあげてください。生後数カ月の赤ちゃんにとって最も大切なのは母乳やミルク、離乳食をしっかりととることです。これらを押しのけてまで、お水を飲ませることのないように注意しましょう。離乳食やミルク、母乳以外をまったくとらないとしても、心配はいりません。以前は果汁などを飲ませると良いとされた時代もありましたが、現在ではこの考え方は推奨されていません。あくまでも不純物やミネラルなどを極力取り除き、安全な水を適量与えることが重要とされています。なにかと手のかかる生後数カ月の赤ちゃんですが、これも将来元気で健康な体に育つためには必要なことです。お水の量や温度、質などに注意しつつ、未知の味に慣れていけるようサポートしてあげてくださいね。


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