<新鮮さが魅力な生鮮食材は食中毒に注意>
加熱処理されていない「生肉」「生ハム」「お刺身」などは、食中毒につながる危険性が大きい食べ物。生のままは避け、できるだけ加熱して食べるのが安全です。
<ビタミンAの取りすぎは発育に影響あり>
栄養価が高くスタミナ食材として知られる「レバー」や「うなぎ」も要注意。ビタミンAの過剰摂取は発育に影響を与えると言われています。特に妊娠初期は「レバー」は1日4g、「うなぎ」なら1日50g程度に抑えましょうと言われています。
<和食に欠かせない昆布。でも摂りすぎはNG>
健康食品として知られる「昆布」も注意が必要な食材です。「昆布」に含まれるヨウ素が赤ちゃんの甲状腺機能低下につながると言われています。日本人は昆布で出汁をとったりお味噌汁にわかめを入れたりして食べる機会が多いため、他の国の人よりもヨウ素を多く摂取しているそうです。必要以上にたくさん食べすぎないようにしましょう。
<大型の魚にも注意が必要>
メバチマグロやカジキマグロなどの大型の魚は、赤ちゃんに影響のある「水銀」を含んでいる可能性があるため食べる量には注意が必要です。切り身1切なら週に2回程度までに抑えた方がよいようです。
<加熱されていないナチュラルチーズは要注意>
ナチュラルチーズは加熱殺菌されていないため、リステリア菌が含まれている可能性があります。ただし、プロセスチーズなら加熱殺菌されているので大丈夫だそうです。
<コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶も飲みすぎ注意>
赤ちゃんはカフェインの排出機能が低いので、カフェインを含む飲み物の量にも気を配っておきましょう。コーヒーなら1日1杯程度、紅茶なら2杯程度に抑えて。
<アルコール類は絶対ダメ!>
アルコールは胎盤を通して赤ちゃんに届いてしまいます。当然発育にも影響しますから妊娠中のアルコール摂取は絶対にしてはいけません。
上記に限らず、偏った栄養の摂り過ぎや偏食はそもそもよくないですよね。特に卵などのタンパクについては、赤ちゃんのアレルギー予防の観点からも、単一の食材からのタンパク摂取を続けるのはあまりおすすめできません。
乳製品や卵の摂り過ぎには注意しつつ、お魚や鶏肉・赤身のお肉・豆腐などをバランス良く食べることがいちばん。赤ちゃんがおなかの中ですくすく元気に成長できるように、ママの身体にとっても優しい食事を心がけましょう。
また、「赤ちゃんの分も合わせて2人分食べて」など、周囲から言われることもあるようですが、これは間違い。カロリー過多は赤ちゃんにも影響して、ママの健康上も良くありません。大切なのは、量ではなくて質。同じ栄養を摂るのなら、低カロリーな食事を意識していきましょう。
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