エアコンはこまめに切るより、つけっぱなしの方がお得だと聞いたことはありませんか?
エアコンは室温を設定温度まで冷やすのに最も電力を消費します。一旦室温が冷えた後に同じ温度をキープするのには半分からそれ以下の電力消費量だと言われています。たとえば最初の冷やすのに20円くらいの機種なら5~10円。少し外出するくらいならつけっぱなしの方がお得ですね。
またエアコンのフィルターは掃除しておくと冷房効率も上がります。掃除するだけで年間735円もの節約になるそうです。(※参照元:東京ガス「ウルトラ省エネブック」)カビ対策も兼ねて使う前に掃除しておくのがおすすめです。
・設定温度は28度…
27度から28度にあげると年間で695円も節約になります。(※参照元:東京ガス「ウルトラ省エネブック」)
・自動運転を選択…
弱運転を選択すると部屋を冷やすのに余計に時間がかかり、結果として光熱費が割高になることも。
・風向きは上向きを選択…
冷たい空気は下に向かうので風向きを上向きにしていると効率的に部屋を冷やしてくれます。
・エアコンと扇風機のダブル使い…
エアコンをつける前に窓を開けてエアコンの送風機能を回し、外向きに扇風機を回して暑い空気を追い出しましょう。エアコンを冷房で運転してからも扇風機を一緒に使うと冷たい空気を循環させてくれます。
・カーテンを閉める…
暑い時間はカーテンを閉めておく方が涼しくなります。できれば遮熱カーテンにかえるのがおすすめです。
・室外機に日よけをする…
室外機には熱交換器があり、この周辺の温度が高すぎたり低すぎたりすると、効率的に熱交換をすることができません。日よけカバーやすだれをかけて直射日光をさえぎるのがおすすめです。ただし通気口はふさがないように注意しましょう。
・室外機周辺の通気をよくする…
壁から少し離して通気をよくするのもおすすめです。
2016年4月から、電力自由化が始まり、個人でも電力会社を選べるようになりました。電力会社を見直すだけで、簡単に節約になるケースもあります。
たとえば東京ガスを選んだ場合には電気料金がどれだけ安くなるのか、まずは「電気料金シミュレーション」などでチェックしてみてください!
「暑いときは冷房、暑さがやわらいできたらドライ運転」という節約方法を聞いたことはありませんか?
除湿すると体感温度が涼しくなりますね。でも実はエアコンのドライ運転は冷房より高コストの場合もあるんです。
ドライ運転には二種類※あり、弱冷房運転をするタイプと再熱除湿運転をするタイプがあります。再熱除湿運転の場合には、室内の空気を取り込んで冷やし、室温まで温め直してから排出します。冷房と暖房を交互に使うようなものなので、冷房やドライ運転の弱冷房運転より光熱費が高くなります。
節約のためには、ドライ運転の再熱除湿運転は「室温は下げたくないけど湿度を下げたい場合」にのみ使うのがよさそうですね。
※メーカーにより、ドライ運転の二つのタイプを切り替えられるもの。ドライ運転はどちらかのみの搭載のものとあります。
暑くてムシムシする夏。エアコンや扇風機をうまく活用して快適に過ごしたいですね。
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