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皆さん無理していませんか?住宅購入の予算は買える額ではなく返せる額の理由5つ

皆さん無理していませんか?住宅購入の予算は買える額ではなく返せる額の理由5つ
投稿日: 2016年5月18日 更新日: 2017年3月6日
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日本最大級の買取価格比較サイトURIDOKI(ウリドキ)を運営してます。 ...
土地付き注文住宅やマンションを購入した場合について、それぞれの購入価格の平均額を調べました。まずは土地付き注文住宅の購入価格です。全国平均は3828万円です。

続いて、マンションの購入価格です。全国平均は4231万円です。両者を平均した金額を出すと4029万円という結果になりました。

この4029万円を高いとみるか安いとみるかは人それぞれだとは思いますが私が気になるのはこの金額は返せる額ではなく、借りられる額で借りているのではという疑問です。

4029万円の購入金額で住宅ローンを組むと採集し腹金額は6000万円を超える可能性があります。普通の会社員が6000万円も返済出来るのでしょうか?

私はあきらかに予算オーバーだと思っております。どうすれば賢い家選びが出来るのでしょうか?
参照:「2015年度上半期フラット35利用者調査」

①家を購入することによる家計の負担割合を考えてみる

①家を購入することによる家計の負担割合を考えてみる

適正な負担割合は家計における住宅ローンの年間返済額が総収入に対して20%~30%の間と言われております。しかしその一方で金融機関では住宅ローンの年間返済額が総収入に対して35%~40以内となる借入年数に対応する金額が最高借入可能額となります。ここに両者間の感覚に開きがあります。40%の負担割合であっても一生に一回の買い物は高いものを買いたいという心理で最高の負担割合40%で購入している人が実に多いのです。(住宅ローンだけの人生になります)

②まずは予算ありきで!予算を超えた物件はあきらめる

年間返済額を20%~30%の間で考えてみる事をお勧めします。年収500万円なら150万円までが限界となります。30歳の時に30年ローンで購入したとしても4500万円までが限界です。これが物件価格の上限です。頭金なしの住宅ローンで購入を考えるとすると3000万円~3500万円までの物件が限界と言えます。(普通の方向け)

③急変時の事も・いつまでも同じ給料とは限らない

年収500万円がいつまでも続くとは限らない。もっとリスクを少なくするためには年間返済額は10%~20%の間で考えたいものです。500万円×20%とすると年間返済額は100万円×30年=3000万円、物件価格2200万円~2500万円が限界と言えます。(少しリスクを低くしたい方向け)

④人生最大の高価な買い物の住宅で全く苦しまない為に

④人生最大の高価な買い物の住宅で全く苦しまない為に

年間返済額を10%で抑えたい。500万円×10%は50万円。30年間で1500万円、物件価格は1000万円~1300万円となります。この金額で住宅が購入できれば住宅ローン地獄とは縁のない人生が送れます。(全くリスクを取らないのはこの方法が一番です)この位の価格だと住宅ローンではなく、キャッシュで買うことも可能です。これが生きてく為にはもっとも楽な方法になります。

⑤物件選びには時間をかけて納得して購入をする

モデルルームを見に行ってその場で契約するなどは愚の骨頂です。また金融機関が進める住宅ローンも基本的には辞めておいた方が良いです。少なくとも1年間は時間をかけて物件選びを進めてもらいたいと思っております。また購入時期もあせらないこと、子供の人数が決まったら初めて間取りなども考えられます。あせらず計画的に購入してほしいと思っております。

コツ・ポイント

住宅は一番高い買い物です。ですから良く考えて購入して欲しいと思っております。住宅ローンで困っている人は間違いなく物件価格が高いのに買ってしまった人と給料が下がった人です。まずは自分が支払える金額から予算を決めてその予算内で購入するという事、緊急時にも支払いが出来るように少し予算の額を下げてみることをお勧めします。
住宅、教育、老後の3大支出のハードルは低ければ低いほど人生は楽に進みやすいものです。

この記事を書いたのは?
メディア等で活躍している節約アドバイザーのヨースケ城山です。


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