ククレカレーは、ハウス食品のレトルトカレー第一号です。
「ククレ」って、なんの意味か分かりますか?
フランス語?インドの言葉?
今まで普通に口に出していたけど、不思議な言葉ですよね~
実は、調理不要!!という意味の英語
「cookless <クックレス>」から来ているんです。
「クックレス」を短くして、「ククレ」
親しみやすい音に秘められた、本当の意味。
感慨深いですね♪
ボンカレーは日本初のレトルトカレー。
製造元の大塚食品は、どういう思いを名前に込めたのでしょうか?
「ボン」は、フランス語で、「よい!美味しい!」という意味の言葉。
テレビで、よくフランス人が美味しいものを食べて、
「C'est bon!」セボン!
「C'est si bon!」セシボン!
と言うシーンをよく見かけますが、
これは、「美味しい!!」意味。
つまり、ボンカレーは「美味しいカレー」という意味。
ちなみに、現在のボンカレーは箱ごと電子レンジで温められます。
美味しいだけじゃなく、進化してますね~!
バーモントカレーとジャワカレーはどちらもハウス食品の商品です。
バーモント?ジャワ?
どちらも地名ですよね?カレーに関係あるの??
バーモントは、アメリカ北東部のバーモント州のことです。
バーモントカレーは、リンゴとはちみつが特徴のフルーティなカレーです。
バーモント州では昔から、リンゴとはちみつを使った料理を多く食べていて、健康な人が多いらしく、
リンゴとはちみつ→バーモント州 となったようです。
ジャワはインドネシアのジャワ島から来ています。
ハウス食品の広報曰く、南国の辛いカレーをイメージして
「ジャワカレー」と名付けたそうです。
地名=商品イメージを根付かせるというネーミング方法。
カレー以外にも「ブルガリアヨーグルト」「アルト・バイエルン」とかありますものね。
まあ、これ以前に、昔からあったんですよね。
「アメリカンドッグ」とか「フレンチトースト」「ナポリタン」「天津飯」など、
現地に無いのに、地名からイメージして名付けた商品が、日本には多いですよね。
あぁ、日本人ってイメージに弱いのね(笑)
しかし、インターネットの普及した現代では
このネーミング方法、ちょっと難しくなってきましたかね。
江崎グリコの「熟カレー」やハウス食品の「こくまろカレー」は、
日本語の響きからくる丸いイメージ、そのままの意味を大事にした商品名です。
「熟カレー」は「一晩寝かせたあのうまさ」というコンセプトから、
熟成させたカレーを連想させる「熟カレー」というネーミング。
「こくまろカレー」は、こくがあってまろやかなカレーという意味で、
どちらも、商品名を聞いただけで、味がイメージできる商品名になっている。
これも、流行のネーミング方法なんでしょうか。
なんだか、子供の名前と似ていますね。
そうなんです!商品を開発した人たちにとって、正しく我が子同然!
世の中で受け入れられるように、うまく生きていけるように
願いを込めて、名前を付けているのです。
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