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『猫の介護』自宅で行う老猫の「看取りケア」に必要な3つのポイント

『猫の介護』自宅で行う老猫の「看取りケア」に必要な3つのポイント
投稿日: 2016年4月7日 更新日: 2017年3月6日
閲覧数: 230
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猫に関する面白い記事を更新していきます♪思わず誰かに教えたくなる情報...
猫の平均寿命が15歳を超えてきています。人間の少子高齢化も問題になっていますが、それよりもペットの寿命が伸びたことによる「ペットの介護」問題も深刻化していますよね。

愛猫が年を取り、病気になって懸命に治療をしてもいずれやってくるのが最後の別れの時間。

老猫の治療が困難になってきたら、動物病院に相談して「看取りケア」の準備が必要になります。
いざというときに慌てないように、今から大切な3つのポイントをご紹介します。

食事、飲水は10猫10色

食事や飲水のやりかた、好みは猫によってそれぞれ違いがあります。老猫になれば、食事の量も減っていきますから、その猫が食べられる、好きな食べ物をいかに食べやすく工夫できるかを考えましょう。

歯が弱っているシニア猫ならウェットフードに切り替えてみる、飲み込む力が落ちている猫ならペースト状のフードにするなど、飼い主は猫の好みにあわせて変えてみて下さい。

普段のフードでも暖めたり、柔らかくする、またはかつおぶしなどの匂いをつけるだけで、老猫の食欲が出る場合もあります。

根気よく猫の食べやすいフードを探し、猫の体力が落ちない様に食べてもらえる工夫をしてみて下さい。

寝床は掃除がしやすい工夫を

老猫になると、寝ている状態が長くなります。居心地の良い寝床を作ってあげましょう。年を取ると、寝床で粗相をしたり、嘔吐する場合もあります。

あらかじめペットシーツをしいておくなど、すぐに掃除がしやすい環境を整えておきましょう。嘔吐した時に逆流しないように、老猫の寝床には枕は置かないほうが安心です。

猫が排泄しやすいトイレを

老猫になると、体調や病気によってはトイレまで歩くのも大変な場合があります。猫がすぐに行ける場所にトイレを置く、体力を使わずに排泄できるように段差が少ない、高さの低いトイレにするなど、猫が使いやすいトイレを用意してあげましょう。

いかがですか。老猫の看取りケアで特に重要になるのは、「食事」「睡眠」「排泄」です。猫は自分で何でもやろうとする動物。プライドの高いツンデレです。

猫の気持ちをよく考えて、猫がどうしたら快適な生活ができるのか、飼い主は日頃から老猫の体調管理や食欲、体温などをチェックして、猫の健康状態を把握しておきましょう。

最近では猫専用の老猫ホームをあります。仕事や経済問題などで、自分で老猫の世話が充分にできないのなら、プロの手に任せるという選択肢もアリ。

まだまだ全国に普及しているわけではありませんが、都内の場合、老猫ホームの相場は1ヶ月5万円程度のところが多いようです。

大事な愛猫の最後の時間。看取りケアは飼い主の手に委ねられています。愛猫と最後まで幸せに暮らすにはどうしたら良いか、辛いことですがそろそろ考えておくと良いかもしれませんね。


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