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猫の尻尾は引っ張っちゃダメ!『猫ふんじゃった症候群』って?後編

猫の尻尾は引っ張っちゃダメ!『猫ふんじゃった症候群』って?後編
投稿日: 2016年4月6日 更新日: 2017年3月6日
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猫に関する面白い記事を更新していきます♪思わず誰かに教えたくなる情報...
前編では【猫ふんじゃった症候群】の症状やメカニズムについて、お話しましたがいかがでしたか?
猫にとっては可愛そうな症状を引き起こしてしまう【猫ふんじゃった症候群】ですが、どんな時に何が原因となり、なってしまうのでしょうか。
どうすれば【猫ふんじゃった症候群】にならないように予防することができるのでしょうか。
気を付けていてもなることがある【猫ふんじゃった症候群】に、猫がなってしまったらどうすれば良いのか治療法も一緒にご紹介します!

原因

【猫ふんじゃった症候群】…正式名称【尻尾引っ張り外傷】は名前の通り、猫の尻尾を引っ張ってしまったり、猫の尻尾を踏んでしまったり、猫の尻尾に強い刺激が加えられたことによって起こります。
大人が猫の尻尾を故意に引っ張ることはまずないでしょうが、小さな子供や赤ちゃんなど揺れる尻尾に誘われてついつい強めに猫の尻尾を引っ張ってしまうこともあるでしょう。
歩いている足元に不意に猫が現れて、尻尾を踏んづけてしまう可能性もあるかもしれません。
風で扉が急に閉まり、尻尾が挟まれてしまう可能性も否めません。
猫ふんじゃった症候群は、どんな猫にでも起こり得る原因があるのです。

予防策

【猫ふんじゃった症候群】は、人間が少し注意を払うことでしか予防することができません。
例えば『まだ分別がつかない子供と猫を部屋に二人きりにしない』や『足元に急に猫が出てこないか猫の位置を把握しながら歩く』、『ドアを開けっぱなしにしない』など、猫が怪我をする可能性があることを極力なくしていくしか、予防策はないでしょう。
ただ、猫に対して注意を払うことは【猫ふんじゃった症候群】以外の怪我も防ぐことができます。
普段から猫の行動や猫の安全を守りながら、飼い主さんが生活出来るようになりましょう♪

【猫ふんじゃった症候群】なってしまったら?

注意を払っていても猫ふんじゃった症候群になってしまうこともあるでしょう。
間違えて尻尾を踏んでしまってから猫の下半身の様子がおかしい!と感じたら、すぐに病院につれていきましょう。
排尿や排便に異常がある場合、排泄行為に障害が残る可能性があります。
外傷から48時間の時点で尻尾の付け根に痛覚があれば、膀胱や排泄機能も回復しやすいようですが、素人判断では判別がつきません。
また、排泄障害を軽減する尿道カテーテルや浣腸などの処置も自分達で行うことは難しいでしょう。
尻尾の機能自体は自然回復することが多いようですが、自然回復しない場合は尻尾の切断手術が行われることもあります。
まずは獣医さんに見せ、正確な診断と処置を施してもらうことが肝心ですよ!


いかがでしたか?
ちょっとした注意を払うことである程度の予防は可能そうですが、家によっては完全に【猫ふんじゃった症候群】を防ぐことは少し難しいかもしれませんね。
我が家も注意はしていますが、まだ小さい子どもがいるので注意がそちらにいってしまい、猫の居場所をきちんと把握しておらず、間違えて踏みかけてしまうことも…。
気を付けるに越したことはありませんが、どの家の猫でも『なるかもしれない症状』であることを知っておき、『もしも』が起こったときに素早い対応ができるようにしておきましょう!


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