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猫の尻尾は引っ張っちゃダメ!『猫ふんじゃった症候群』って?前編

猫の尻尾は引っ張っちゃダメ!『猫ふんじゃった症候群』って?前編
投稿日: 2016年4月5日 更新日: 2017年3月6日
閲覧数: 277
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猫に関する面白い記事を更新していきます♪思わず誰かに教えたくなる情報...
『猫の尻尾は絶対に引っ張ってはいけない』という言葉は猫を飼ってる方なら一度は聞いたことのある話ではないでしょうか。
でも何故『猫の尻尾を引っ張ってはいけないのか』明確な理由を知っている人は少ないかもしれませんね。
猫の尻尾を引っ張ってはいけない理由は、『猫が痛がるから』でも『猫の弱点が尻尾だから』でもありません。
実は【猫ふんじゃった症候群】を引き起こす原因になるので、『猫の尻尾を引っ張ってはいけない』と言われているんです。
【猫ふんじゃった症候群】とは、いったいなんなのでしょうか?
前編では意外に知らない【猫ふんじゃった症候群】の症状など詳しくまとめてみました!

猫ふんじゃった症候群って?

猫ふんじゃった症候群は正式には『仙尾部外傷』または、『尻尾引っ張り外傷』と言います。
名前の通り、猫の尻尾を引っ張ったことで猫が尻尾を引っ張ったことが原因で起こる様々な症状のことを指します。
猫を飼っているみなさんならご存じかもしれませんが、猫の尻尾はとっても敏感。それは、猫の腰から下の部分の神経が束になり、尻尾の後方にまで伸びているからなんです。
猫の膀胱や後ろ足、肛門など重要な部分の神経も所々で尻尾まで伸びる神経の束と連結しています。
そのため、神経が繋がっている先端である尻尾を引っ張ってしまうと、尻尾だけでなく尻尾の中にある他の神経まで痛めてしまうことも…。
猫の尻尾以外の他の神経まで痛めてしまったら、その神経が繋がっている部位に何らかの異常が起こります。
どの神経を損傷したのかで症状は変わりますが、猫の尻尾を引っ張ったことで起きる障害全てが【猫ふんじゃった症候群】と呼ばれるのです。

症状は?

猫の尻尾の中の『どの神経』を痛めてしまったのかで、出てくる症状はかなり違います。
尻尾自体を痛めてしまった場合は尻尾を触られることを嫌がり、尻尾を痛がります。
尻尾の神経を痛めた場合には、尻尾が動かなくなったり、束になったり、感覚が鈍くなるでしょう。
他にも自力での排便や排尿が出来なくなってしまうことも…。
うまく歩けなくなってしまうこともあるようです。
表面に現れる症状自体は様々ですが、一様に腰から下の部位に異常が発生するので、【猫ふんじゃった症候群】になっているかどうか、判別はつきやすいかもしれませんね。


いかがでしたか?
【猫ふんじゃった症候群】というポップで馴染み深い名前からは少し想像できないような症状を引き起こしてしまうようです。
『猫の尻尾を引っ張ってはいけない』と言われている意味もよくわかります。
さて、後編では【猫ふんじゃった症候群】の原因と予防策、もし【猫ふんじゃった症候群】に猫がなってしまったときの対処法や治療法をご紹介します!


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