東日本大震災のとき、マイクロチップを装着していたペットほど飼い主の元へ戻れる確率が高かったといいます。
また、阪神・淡路大震災があった兵庫県ではマイクロチップを装着させる飼い主が多いとか。ヨーロッパでは義務化がすすんでいるマイクロチップは、いわば「ペットの住民票」のような物です。
体内に装着すれば、30年は機能すると言われています。費用は数千円、登録料は1,000円かかりますが、自治体によっては助成金が出る地域もあります。
これがあるのとないのでは、もしもの時の運命が大きく変わるかも。是非検討されてみてはいかがでしょうか。
うちは完全室内飼いだから大丈夫…。と安心していられるのは平和なときだけ。非常時は何日も外で他のペット達と同じ場所で過ごすことも考えられます。
自分の愛猫が避妊、去勢していない場合はどうなるか、わかりますよね。また非常時はネコも人間もストレスや疲労で免疫力が落ちるはず。普段よりも病気、ウィルスに感染する可能性は高くなります。
年に1度のワクチン接種、健康診断はやっておいた方が安心です。
避難場所では原則ペットはケージの中で過ごすことになるはずです。クレートトレーニングとは、キャリーやケージに慣れさせておくトレーニング。万が一の場合のネコのストレスを減らすためにも非常に重要な訓練です。
訓練と言っても方法は簡単。リビングやお気に入りの場所にキャリーやケージを置いておき、普段からネコが気軽に中に入る工夫をしてあげましょう。
おやつはケージの中であげるなど、ネコが喜ぶ工夫をしてあげると良いでしょう。
いかがですか。ネコの防災対策。この3つは基本中の基本。災害はいつやってくるか分りません。ペットの命は飼い主次第といえるかも。愛猫と末永く暮らすためにも、普段から防災対策は心がけておきたいですね。
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