お風呂の効果的な入り方は?お悩み別・おすすめ入浴レシピ

お風呂の効果的な入り方は?お悩み別・おすすめ入浴レシピ
投稿日: 2016年4月7日 更新日: 2017年3月6日
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Lideaは、くらしに役立つ生活情報を提供する「ライオン快適生活研究所」...
今回ご紹介するのは、からだのお悩みに合わせたお風呂の入り方。これから暖かくなるにつれて“お風呂よりシャワー”派がふえてきますが、じつはお風呂は入り方しだいで、冷えの解消や疲労回復、お肌の調子を整えるなど、さまざまな効果を期待できるんです!

ポイントはお湯の温度や量、つかる時間、入浴剤の選び方など。「時間がないから」「湯船につかるのは面倒だから」とシャワーだけですませてしまわず、ゆっくりとバスタイムを楽しんで、健康でキレイなからだづくりに役立てましょう!

お悩み1. 手足の冷えがツラい!

お悩み1. 手足の冷えがツラい!

これからの季節もまだまだつらい冷え。解消するには38~40℃のお湯にゆっくりつかるのが効果的です。

血液が心臓から出て全身を巡り、また戻ってくるのには、1分弱かかるといわれています。つまり3分間のシャワーでは、血液の循環はたったの3回。10~15分お湯につかれば、温められた血液が10~15回もからだを巡ることになり、手先や足先までしっかり温まります。

お悩み2. 疲れを取りたい!むくみをやわらげたい!

疲れがひどい時には、半身浴よりも全身浴がおすすめ。40℃くらいのたっぷりのお湯に首までつかりましょう。浮力が得られ、体を支えるために緊張していた筋肉もほぐれます。また、水圧がかかるので、むくみをやわらげる効果も。

ただし、心臓が弱い人や血圧が高い人には、水圧が負担になることも。心配な場合は、みぞおちまでお湯につかる半身浴がベターです。

お悩み3. 肌がカサつく!

お悩み3. 肌がカサつく!

肌の乾燥が気になるなら、浴槽にスキンケア系の入浴剤を入れて、38~40℃のお湯に10~15分くらいつかります。熱すぎるお湯はカサつきの原因になるのでご注意を!

お湯で柔らかくなったお肌は、入浴剤の保湿成分が浸透しやすい状態。最後にシャワーなどで流さずにそのままタオルでふくと、保湿成分が肌に残って、うるおい感がアップします。

お悩み4. 寝つきをよくしたい!

夜なかなか眠れないのがお悩みなら、就寝1~2時間前に、40℃前後のお湯に10~15分くらいつかってみて。私たちのからだは、芯の体温(深部体温)が下がる時に眠りに入りやすくなるようにできています。そこで、就寝前にお風呂に入ってからだの芯を温めておくと、寝る時に体温が下がって寝つきがよくなるのです。
ぬるめのお湯には、副交感神経を優位にしてリラックス効果を高めたり、筋肉をゆるめる効果も。心身ともにほぐれた状態をつくってくれます。

お風呂に入れない時は“手浴”がおすすめ!

お風呂に入れない時は“手浴”がおすすめ!

「風邪をひいてお風呂に入れない!」「手足が冷えて寝つけない・・・」そんなときは、足浴より手軽な手浴を試してみては。洗面器や洗面台のシンクに42~43℃くらいのやや熱めのお湯を張って、服は着たまま手首の上まで、できれば肘までお湯につけます。

お湯につけた部分で温められた血液が全身を巡るので、15分くらいでからだ全体がポカポカに。途中でお湯がぬるくなったら熱いお湯を足しましょう。

左の写真は、手浴をする前後の皮膚の温度をサーモグラフィーで撮影しました。手浴の後はお湯につけていない足先まで温まっているのがわかりますよね。

お風呂に入れないときの手浴を含め、入浴にはいろいろなレシピがあるんですね。自分の体調と相談しながら、その時のお悩みに合った方法を選べば、からだの中からキレイになれそう! バスタイムにもっと時間をかけたくなりますね♪


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