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緑内障とは、何らかの原因で眼球の中の房水と呼ばれる透明な液体の流れが阻害され、眼圧が高くなってしまうために様々な症状を引き起こす病気です。
眼圧が高くなることで視神経がダメージを受けてしまい、視野がどんどん狭くなり、最悪の場合失明してしまいます。
視野が狭くなることに加え、緑内障は激しい痛みも伴います。緑内障の症状は眼圧上昇の程度によってさまざまですが、瞳孔がひらきっぱなしになる「散瞳」と言われる症状や、「結膜炎」や「角膜炎」などを併発することもあります。
緑内障になると、猫は目をしばしばさせる瞬きが多くなったり、目の充血や白濁、視力が低下するために柱や壁などによくぶつかるようになったりします。
段差につまずいたり、階段の昇り降りがおぼつかなくなることもあります。
涙を流しながら痛みのあまり食欲が低下し、頭を撫でられるのを嫌がる場合もあります。
このような症状が出た場合、できるだけ早く病院へ連れて行きましょう。
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病院での緑内障の治療は、まず眼圧を測定して値が高い場合は眼圧を下げる為に目薬などで治療を行います。
症状が進んでいる場合は細い注射針を使って目の中の房水を抜くような緊急措置がとられることや、入院が必要な場合もあります。
気になる費用ですが、アイペット損保の支払いデータから作成した診療費の参考例をみると、
・眼圧検査:3,000円
・超音波検査:4,000円
・点眼薬:1,000~2,000円
となっています。
いかがですか。緑内障は遺伝的要素や、ブドウ膜炎などの目の病気が長期化することで起こったりする場合があります。
ブドウ膜炎は角膜に深く傷がついた状態から進行することもありますから、目にゴミが入ったまま放置したり、喧嘩で他の猫に引っ掻かれたりしないように注意することが大切です。
猫が緑内障になると、瞳が大きくなって潤んだ瞳であなたをじっと見つめるかもしれません。
飼い主から見るととても愛らしい仕草にしか見えませんが、当の猫としては激痛と闘っているのかも。
猫は我慢強い生き物です。緑内障は猫の様子をよく観察して、なるべく早期発見することが失明を防ぐ大きなポイントです。
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